F-BLOG / カウボーイの“我想う”

claudia
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2017年04月06日(木)

[ 株式 ]
出足順調

さて、ちょうど一週間前の先月30日には「スシローグローバルHD」が再上場を果たした。このスシロー、知名度もあり8年ぶりの再上場という事でそこそこの注目度であったが、蓋を開けてみれば約200万株の売り気配でスタートしその初値は公開価格の3,600円を4.7%下回る3,430円と冴えないスタートとなった。

公開規模が760億円と大きく、そもそも公開価格も仮条件下限で決まっていた事や同じ日に上場した旬なAI関連の「ユーザーローカル」の人気に資金が流れた事も影響した感は否めないか。とはいえ今年公開価格を下回ったモノは同社と「マクロミル」の2社のみで、他は同じく上記のユーザーローカルや「ほぼ日」等25社が大きく公開価格を上回っている。

斯様に今年のIPOの出足は順調で、日経紙によれば1〜3月に上場した企業数は前年同期から約2割増の27社と07年の43社以来の多さという。当欄では約ひと月ほど前にIPO企業の業種の多彩化を書いたが、これらを映してか過去1年間に上場した銘柄の値動きを示すQUICK IPOインデックスも約10年ぶりの高水準で推移、今後のIPOと併せ上場ゴールが死語になってゆくか否かその推移が注目される。

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2017年04月05日(水)

[ 雑記 ]
東西の雄

さて、本日からオリエンタルランドでは運営する東京ディズニーランドの大規模な改装に乗り出している。この大規模再開発では映画「美女と野獣」や「ベイマックス」をテーマとする大型施設や新アトラクション、ミニーのグリーティング施設等を整備し2020年春のオープンを予定しているという。

ところでテーマパークといえば今週初めにはこの東京ディズニーリゾートとユニバーサル・スタジオ・ジャパンの東西2大テーマパークが昨年の入園者数を発表しているが、TDRが前年度比0.6%減の3千万4千人と2年連続減少となった一方でUSJは同約5%増の1,460万人と3年連続で過去最高を更新と対照的な結果となった。

TDRは天候事情にも左右されただろうが、さすがにライブや限定アトラクションを矢継ぎ早に打ち出すUSJを横目に些かのマンネリ感は否めなくなってきたか。目先では昨日から新キャラも投入したイースターイベントが始まっているが、やはり開業以来最大規模といわれる投資額750億円という今回の改装はTDSの180億と併せ大いに注目されるところ。

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2017年04月04日(火)

[ 雑記 ]
それぞれの船出

新年度の仕事始めとなった昨日は主要企業が一斉に入社式を開き、TVのニュース等でもこの辺の様子が多く流れていた。前向きな訓示で華々しく門出を祝う向きもある一方、昨年不祥事や経営問題で揺れたところなどはトップが信頼回復や反省を口にするなど各々明暗を分けていた。

企業によってはこのビッグイベントの前に臨時株主総会というもう一つのビッグイベントがあったところもあるが、新卒採用中止の東芝等はかつてお家騒動で揺れていた当時の大塚家具なみの話題を集め、幕張メッセで開催されたそれは果たしてというか総会屋ではない怒号の飛び交う総会となった。

他にも創業者と経営陣の対立で物議を醸し東芝と共に話題になっていたクックパッドもツイッター等で騒がれていた模様だが、世の環境としては妊活・育児からLGBTまで近年では働き方改革も進みつつあり各企業もそれに対する姿勢もまた問われている。改革で何が変わり新社会人もこの辺をどう見てゆくのか各々の想いを乗せ今年もスタートである。

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2017年04月03日(月)

[ 株式 ]
贈答文化

昨日の日経紙一面を飾っていたのは「株主優待バブル過熱」の題名で、自社製品等を株主に贈る株主優待を導入する企業が続々と増えている旨の記事であった。実施社数は1,300社を超え実に上場企業の3社に1社が実施する現状であるが、配当重視の機関投資家等は不満を強め行き過ぎの弊害を指摘する向きもあるという。

株主優待といえば直近でもちょうど2週間前にマツコが司会の深夜のTV番組で株主優待マニアを取り上げた放映があったが、ココで取り上げた企業の優待狙いクロスが逆日歩責めに遭い44,000円相当の獲得コストが84,000円に跳ね上がった旨も書いてあったが、この辺の事情は当欄でも先月中旬に取り上げている。

こうなってくるとモノによっては繋ぐより二階建だろうとも思える銘柄も出てくるが、その辺は兎も角も優待品の中身がこれまで首位だった食品を抜き金券・ギフト券が最多になった模様。過ぎたるは猶及ばざるが如しなのかこの辺に警鐘を鳴らす動きなどを見るに最近ふるさと納税の返礼品価格上限を3割と要請した総務省が思い浮かぶが、誘致途上の匙加減が難しいのは何所も同じである。

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2017年03月30日(木)

[ 雑記 ]
ブランドの壁

さて、今週あたまの日経紙広告特集にはセイコーウォッチ株式会社のグランドセイコーの歴史を辿った広告が織り込まれていたが、今月に入ってからというもの新聞紙上でも同モデルの五段前後でのカラー刷り広告をよく見かけるようになった。

セイコーウォッチ株式会社といえば直近で創業家の現社長が代表権のある会長に就く社長交代の人事を発表、先週末の日経紙では「スイス時計と勝負」と題し抱負を述べていたが、文中には機械式高級時計の代名詞であるスイス勢をどうしても超えられない壁があるとも書いてあった。

スイス勢に伍してゆくとはいうものの、当のスイス時計産業は中国人等の爆買いの衰えで昨年の輸出額は2年連続で減少、その下げ幅は09年以来7年ぶりの大きさという。ちょうど一週間前からスイスでは「バーゼルワールド」が開幕したが、上記の環境から各社は価格帯を下げたモデルの拡充などで需要喚起に躍起になっているのが現状。

今週頭に取り上げたTASAKI然り斯様な状況の中でどうブランド価値を向上させてゆくかだが、確かにモノはこの上無く素晴らしいのに廉価から抜け出せない上に選ばれるのは欧州勢というのが本邦勢の特徴なのは長年否めぬ事実。あのパロディー製品でドタバタ訴訟のフランク・ミュラーは創業から30年にも満たず、超ハイブランドに昇り詰めたリシャールミルに至っては創業わずか16年。この辺をどう見るか、本邦勢には永遠の課題となりつつある。

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2017年03月29日(水)

[ 株式 ]
今年の日並び

昨日は3月期末の権利付き最終売買日で配当等の権利取りの動きや配当再投資に伴う買い需要もあっただろうが、本日の配当落ち分としては約135円のところ寄りが小幅続伸であったので配当落ち分を埋めてのスタートといった感じだったか。

先にも書いたがこれら優待等の権利取りの過程で繋ぎで信用売りを使った場合ではカバーは本日ということになろうが、受け渡し日ベースで考えるに31日から週末を挟んで月替りの週明けの3日まで3日分の日歩が余計に発生する今年の日並びの悪さもあってか逆日歩銘柄は約4ヶ月ぶりの少なさになっている旨も日経紙で見た。

昨今は一般信用など選択肢が広がりつつあるが、それでも非取扱会員や貸株料の計算からモノによっては残数状況から全てが調達できるとも限らずこの辺は各々の作業となろうが、教科書通り機械的に執行すれば安心安全に権利マル取りが出来るような書き方をしている媒体がまだ多いところなど一抹の不安を覚える。

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2017年03月28日(火)

[ 株式 ]
ファンド其々

さて、昨日はMBOを発表したTASAKIについて触れたが、本日は倉庫精練が丸井織物によるTOBの報で久し振りに動意付いていた。ただこちらは長らく上場維持基準に抵触していた事で思惑から手垢も付き、そのTOB価格もPBR割れと乖離がさほどでもなかった事で寄り天と比較的地味な展開であった。

低位で動意付いたものといえば直近では東芝も先週末には3億株に迫る商いで賑わっていたが、こちらは旧村上系ファンド出身者が設立のシンガポールのヘッジファンド、エフィッシモ・キャピタル・マネージメントが発行済み株式数の8.14%を保有している事が伝わった事によるもの。

当のファンドは企業価値に比べて割安で純投資としているが、8.14%といえば曲がりなりにも筆頭株主でいろいろと思惑も湧くところ。同ファンドは他にも川船や日東紡など保有しているが、昨日のTASAKIのMBK、このエフィッシモ等はじめファンド勢もそれぞれの絵に沿って各々の動きを見せてくるか。

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2017年03月27日(月)

[ 株式 ]
自由を求めて

先週末に入ってきたニュースには東証一部上場の宝飾品販売の「TASAKI」がMBOを実施するとの件があった。海外に本格進出する為に積極的な投資を行い、一時的に業績や財務の悪化が見込まれる事で非上場化によって経営の自由度を高めるのが狙いという。

TOBは5月11日迄で肝心の買い付け価格は1株2,205円である事からその3割程度上乗せされた乖離狙いに買いが殺到し、先週末は後場から買い気配値で張り付き本日も比例配分での引けとなった。明日は早々に寄って後は上限の横這いが続く事になろうが、それは兎も角もMBOを書くのは昨年10月のアデランス以来のことになる。

アデランスは投資ファンドのインテグラルと組んだが、このTASAKIは過去に優先株を発行しスポンサーだった経緯のあるアジア系投資ファンドのMBK。MBKといえばTOBでいろいろあったアコーディアゴルフにも投資していた時期もあり、TASAKIにおいては旗艦店やデザイナー等のテコ入れで実績を上げイグジットも成功を収めている。

海外に絡んでは昨年はパリのリッツ・パリにも直営店を開業し後にロンドンにも直営店を設けているが、2年前のワールドウォッチフェアでも海外高級ブランドの有力勢と遜色のない値札を下げ意欲的な新製品を出していたのが記憶に蘇る。欧州はブランド力を高められるか否かの試金石でもあり、これら含めMBOが奏功するのかどうか今後も注目しておきたい。

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2017年03月23日(木)

[ 雑記 ]
UMAMI上陸

さて、これまで海外発の高級バーガーが相次いで日本に進出し、当欄では一昨年だったかシェイク・シャックの日本一号店がオープンした際にこれを取り上げていたが、このシェイク・シャックと同じ青山の地に、明日はAoの裏手にある商業施設内にLA発の人気ハンバーガーレストランの「UMAMI BURGER」がオープン予定となっている。

上記のシェイク・シャックは本家がNY証取に上場した際は公開価格の2倍以上の値を付ける人気であったが、その株価のみならず日本初上陸の青山1号店の後もアトレ恵比寿に2号店を、更にその後には有楽町に3号店をそれぞれ半年のペースで開店させるなど快進撃を続けている。

他にも高級バーガーといえばオーガニック食材に拘った「ベアバーガー」も1号店である自由が丘に続いて銀座の東急プラザに2号店を入れており、過日通りかかった際も盛況の様を呈していた。また秋葉原に一号店を出した「カールスジュニア」もミツウロコHDをバックに今後の出店計画を練っている模様。

冒頭のUMAMI BURGERはその名の通り第五の味覚とも言われる「旨み」に着目、食材からそれらを引きだす為に昆布や海鮮醤等々を調合し合わせているのが特徴だ。ホテル戦争が勃発した時と同様にこれらを迎え撃つ本邦勢としては外資ブランドの上陸を脅威と捉えるのか、逆に市場活性化を商機と捉えるのか消費者二極も進む中で今後のマーケットが注目される。

Posted by claudia パーマリンク

2017年03月22日(水)

[ 雑記 ]
這い上がり

昨日の日経紙夕刊マネー底流潮流には「伝説アナリストに映る東芝」と題して、上場廃止の文字もちらつき始めた東芝に対して復活する可能性は十分とエールを送る起業支援などを手掛ける産業創成アドバイザリーである元アナリストの意見が出ていた。

同氏は国内外からの人材受け入れ、コングロマリット体制を解体したうえでの経営資源の集中が必要としていたが、仮にこれが適うならば一度は地に落ちたものの鴻海に買収され構造改革を断行、その結果第3四半期純利益は黒字化し先月には今期業績予想の上方修正までしたシャープ同様の株価復活劇を期待する向きも出てくるだろうか。

この国内外からの人材受け入れだが、シャープの時は技術力・人材流出を危惧する声が蔓延し国家救済擁立の報道が目立ったものだったが、シャープの復活を鑑みるにマスコミ含めこれまでの日本的経営の特異性が浮き彫りになっていた感がしないワケでもない。所謂「世界標準」と大きく相違していた部分が今後是正に向かうのか否かこうした観点から綱渡り企業の行方が注目される。

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