2010年02月22日(月)
[ 業界諸事情 ]
オンライントレードビジネスで利益を上げるために!その1
さていよいよ、核心中の核心、オンライントレードについて語る。取引員の経営者がなぜ、オンライントレードが儲からないと思っているのかというと、コンピューターは精密機械、サーバーにしても回線にしても、お金がものすごくかかる(と思っている)。それに対して手数料は値引き合戦でどんどん安くなっていく。だから儲かるはずがないと思っているのだ。
それがどう間違っているか解説しよう。
まず費用だが、ありとあらゆる業界で一番お金がかかるのは人件費、さまざまな会社がコンピューターを導入するのは人件費を減らすため。ということはコンピューターと人間を比べればはるかにコンピューターの方がお金がかからないのだ。こんな単純なことも今の取引員の経営者にはわからなくなっている。
では、現実的にそうでないのはなぜか?
それはシステムをすべて他人任せにしているからだ。ほとんどの取引員がオンライントレードのシステムをアウトソーシングしている。子会社でやっているところはまだましだが、それでも似たようなもの。アウトソーシングが悪いとは言わない。しかし、そのために経営者を含めてその会社の人間が自分たちの提供するシステムのことが全くわかってない。そもそも刻一刻進化していくコンピューターそのものがわかっていない。だから、いかに低コストで最大の効果を上げるかという、経営上一番大事な問題も、わかるはずがないのである。
アウトソーシングなるものが一時期流行ったが、これらは経費のかかる部門を専門業者に任せ、効率的に安く上げようというもの。一部の業務をアウトソーシングして成功している会社が確かにある。しかし、このアウトソーシング、実は大事な鉄則があるのだ。その鉄則とは、自社の基幹となる部門は決してアウトソーシングしてはいけないというもの。よく考えれば当たり前。これなど経営を勉強すればすぐに出てくるイロハに当たる話だ。
何故かわかるか?一度アウトソーシングをしてしまえば後はその業者がその部門を牛耳り、社内に専門家がいなくなる。わからない人間に、いいアイデアなど出せるはずがない。そして行き着く先は、何から何までアウトソーシング会社の言いなりとなるわけだ。
ほとんどの会社が、アウトソーシング業者が提供しているトレードシステムをほぼカスタマイズ無しで利用しているだけ。だからどの会社のシステムも独自の売りがないし、進歩もない。改良にはお金がかかるからね。だからいつの間にか投資家のニーズにあわない、つまらないシステムだらけになってしまっているのだ。
取引員の経営者たちよ、こういう事実を知っているかい?トレードシステムにとって一番重要なサーバーは年々どんどん安くなっている。同じ価格なら最新のものは処理能力や容量がはるかに大きくなっている。だから、従来と同じ仕事量をこなすなら、費用はどんどん安くなっているはずなのである。
データセンターも次から次へと出来て、あまりに数が多いので、値引き合戦をしている。御存知の不動産不況で作っても入居者が入らないので、データセンターばかり作ってしまったのだ。データセンターなら少々辺鄙なところでも大丈夫だからね。
そして、プログラマーやSEの時間当たりの賃金も大きく低下している。このご時世だからだ。こういった事実を並べるだけで、今の時代、いかに安く、オンライントレードを運営出来るかがわかるはず。それが出来ないのは単に勉強不足なだけだ。
この続きは次回、もっと詳しく。取引員経営者よ、必読だぞ。
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Posted by 小次郎講師 at 23時59分



