2010年02月23日(火)
[ 業界諸事情 ]
オンライントレードビジネスで利益を上げるために!その2
小生は現在IT会社でチャートなどを作っている。だから、ここで書くのはすべて裏付けのある話。現場を知らない人間の机上の空論ではないからそのつもりで。
トレードシステムがなぜ費用がかかるか?それはすべて瞬時たりとも落としてはいけないというハードルの高さだ。
トレードをしているときに、システムがダウンして注文が出せないということはとんでもないことだ。いくら約諾書に、「システムトラブルによる損害賠償はしません!」と書いているとしても、ユーザーの心理としては許されるものではない。
ということで、商品取引員は24時間、1年365日落ちないシステムを追求している。もちろん現在は24時間取引ではないので、深夜にダウンしているのは許されるはずだが、投資家としては深夜に自分の取引内容を確認して明日の注文を出したいなどというニーズがあるので、やはり深夜といえども、土日といえども、システムダウンは許されないのだ。
東工取が24時間取引になるのもそう遠くない話だが、そうなるとますます、システムは深夜といえどもダウン出来ないということになる。
ところで、皆さん、システムはどんなに頑張ってもダウンするときにはダウンするのだ。故障しないシステムはない。みなさんが使っているパソコン、1年も立たないうちにいろんな箇所に不具合が出て、フリーズしたり、ソフトが立ち上がらなくなったりと、正常に動かなくなることが山ほどあるだろう。そして再起動してなんとか使えるので、そのまま使っているというケースが多いはず。ところがいざトレードシステムとなると、とたんに瞬時のダウンも許さないとなる。それは求める方が無理なのだ。
利用者はハイスペックなマシーンからロースペックなものまである。回線だって、ブロードバンドを利用している人ばかりではなく、未だに電話回線もどきを使っている人もいるのだ。そういうありとあらゆるケースにきちんと対応して、いついかなるときもきちんと動くなどということを期待している方が無茶なのだ。
しかし、そうは言っても投資家としてはシステムの安定を望む。だから経産省や農水省だって、システムの不具合の多い取引員を放置しておくことは出来ない。当然、行政指導が出る。ということで、各取引員は、24時間、365日、ダウンしないシステムを構築するという不可能な夢に向かって努力をせざるを得なくなるのだ。
だから湯水のごとくお金がかかり、その結果、オンライントレードビジネスは儲からないという結論になる。だいたい、人件費を削るためにコンピューターがあるのに、そのコンピューターを保守するためにたくさんの人を深夜も土日もはりつけて、そのための人件費がべらぼうにかかるなどということを聞いたことがある。本末転倒なのだ。
この問題は解決出来ないのか?
解決出来るのだよ。答えを早く聞きたいだろうが、答えは次回だ。
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Posted by 小次郎講師 at 16時51分



