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熱いヘラクレス

最近暫く見なかったが、久し振りにIPOモノから株価1,000万円を見た。ゲームのガンホーオンラインがそれだが10日の初値420万を考えればなにやらヤフーが公開した当時を彷彿させる。

いずれにせよ約二週間で株価倍増であるからけっこうな化け方だが、これがトリガーになったのか一足先に上場していた同業のアエリアも急伸、また業種は変るが本日上場のリスクモンスターは気配値だけで公開価格の倍まで上昇するも値付かずで終了、人気が沸騰している。

何故かヘラクレスの熱さが目立つが、さて来月のトレイダーズ証券はどうだろう。

青天の霹靂

週末には両主務省が、5/1施行の改正商取法に基づく取引員資格を先ず30社に付与したとの報があったが、とりあえず第一陣という事で順次資格を付与していくのであろうが、たまたまというか一陣に名が挙がって来なかった部分について思惑めいた話も一部にはある。

噂が錯綜しているが同時に世間の思いもよらぬ処から現実味を帯びて来る話も在り暫く目が離せない。

年の色

春分の日三日前という事で本日は彼岸の入り、「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言ったもので今日の夜は何気に心地良い。暦に絡んだ物は以前にも書いたように中国とかぶるものがけっこう多いのだが、この彼岸は日本独自のものである。

この期の気温上昇率は一年で最も高いらしく実際体感もそんな感じだが、それとは裏腹に本年の石油製品等はアノマリーが単純に通用しない相場つきとなっている。

パラダイムシフトの重要性。

意識

本日の株式市場で一部値上がり率第一位に躍り出たのは住友倉庫であったが、他にもフジTV等増配という共通項がある。

各々背景の事情が異なるが、大株主を意識して大幅増配に踏み切るのは今に始まったパターンではない。

古くは東燃等がそうであったが、最近はユシロ等がその内部留保を狙われ見事に炙り出されたが、今後もこの部分が狙われる事は必至。防衛手段を模索するのもよいが本質が逸れている感じもする。

再編

連日活況が続く商品市況だが、今日はソフト物でもアラビカに大きく遅れを取っていた粗糖がストップ高と花火を打ち上げた。

さて粗糖と言えば本日パールエースが保有する塩水港精糖の約半数を三菱商事に売却する旨の発表をしていたが、これでマルハは砂糖事業から撤退する事になる。

以前は双日も粗糖市場で注目された時期があるものの、これが途中で消えパールの動向が注目されるところだが有力事業部が先物市場において鎮火してしまうのは背景に色々あれど何となく寂しい。

クラウディア

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

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