バックワーーデーション模様
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本日の日経紙グローバル市場面の市場を知るニュースワードでは「バックワーーデーション」が取り上げられていたが、商品業界の人間ならこれはもう馴染みのワードだろうか。足元の中東情勢緊迫で原油相場が急騰急落と乱高下模様だが国際指標の北海ブレントやWTIの先物市場では期近が急上昇、期先のそれを凌駕?し教科書通りのバックワーーデーションを形成するに至っている。
斯様に原油価格が急騰する一方で昨年から原油以上に注目を集めていた貴金属だが、地政学リスクで本命視されていたゴールドがズルズルと下落しているのが目立つ。このゴールド以上の上昇率だったのがシルバーだが、シルバーもまた急騰の裏でこのバックワーーデーション著しくかつてのコンタンゴ下で安定して利鞘を得ていたブリオンバンクなどは昨年の急騰で思わぬ番狂わせとなったかっこうか。
しかし原油といえばコロナ禍の頃の春に価格が一時マイナス40ドルまで急落し結局マイナスのまま引けたのが記憶に新しい。もはや先物カーブ云々で測れる次元では無いがそれは兎も角も当時400円台だったシンプレクスのWTI連動ETFは昨日に5326円の年初来高値を示現している。これら原油ETFも複数上場しているが、いまだ3週間前の高値を抜けないものもあり今後も先物カーブを睨みながらの気迷いはまだ続くか。