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先に東京スター銀行の再上場に触れたが、先に破綻再生組としては本日あの京樽がJASDAQに上場の運びとなった。今月の初値上昇率では最低となったものの、その後も買い進まれ公募組には悪くない価格で落ち着いた。
約8年前に典型的なバブルの被害者となり、そう安くもない株価で衝撃の破綻を演じてからは、名店から抜かれて来たもののほどなく破綻に直面した料理人や同社所有の土地が流行りのマンションへ形を変えたりとバブルの軌跡を目の当たりに見て来た。
株価も今は形態を変えてしまったが、当時破綻後の異様な訳有り急騰劇が今でも懐かしい。
連休の谷間の本日、TOCOMは大半の銘柄がストップ高となり活況であった。そう遠くない時期に来ると誰もが思っていた主力「金」のストップ高を始め貴金属がいよいよ始動、金は14年ぶりの高値、白金は19年ぶりの高値というから尋常では無いがそんな折に商品指数連動型の外国投信を販売する向きも出てきた。
8月には投機醸造としてこれらベンチマークにされる旨コメントした事があったが、今後もこの手が増殖してゆくのは間違いのないところである。
東京スター銀行が東証に上場申請していたが来月に上場の運びとなった。旧東京相和銀行といえば魑魅魍魎の金融筋が絡んだ様々なストーリーを残したものだが、この手の引継ぎ銀行の上場といえば昨年の新生銀行がまだ記憶に新しい。
新生はリップルウッドであったが今回の出し手はローンスター、現在試算されている価格で弾き出すと今のところその上場益はザッと2,000億円。
公的資金を肥しに半ばEXIT既定路線の物が4年で約6倍になるのだから数百億は安いもの、やはりこの手のスキームは美味しすぎる。
富裕層を対象としたラップ口座は大和等が既にスタートさせているが、来月には野村も参入の意向とここから争奪戦の様相である。また流行りの新興国債券連動商品をドイツ証や三菱証も富裕層対象に売り出す等、最近の傾向はカラーが比較的ハッキリして来た。
前出の野村はグループに拘らず他社の商品も選別して取り入れるとしており、取引手数料徴収せず資産残高に応じて一定報酬を受け取るスタイル。
商品系でも特化したところはこうした動きを見せているがこちらは未だ発展途上、将来的にはこうしたスタイルが待望されるところだがその道程は長いか。
自民圧勝の報道ですっかり影が薄かったが、昨日は香港ディズニーランド(HDL)の開業日であった。
東京も対抗してこの開業に合せて通常よりも早めにハロウィーンを開催、なんでも舞浜のTDLとTDSを合せたくらいの広大な敷地らしいが、風水にすべて従った配置やらこの手のディズニー物には珍しい園内から外景が見える作りは初めてだろう。
さてよくエアラインが引き合いに出されるがサービス面ではどうだろう。?夢?を見させる商売という観点から成功するか否かはこの辺に掛かっていると思われ今後に注目である。