餅代
二週間近く経過しているのに未だ市場で目立ってしまっているのがジェイコムである。
本日で5日連続のストップ高、実質的な解合い措置を取らないで先物市場を創設していたらちょうどこのような動きになっていたであろうという値動きとなっているところがバブル的な側面を醸し出しているが、初日に自社株について困惑と語った代表もこの株価急騰で更に複雑な気持ちだろう。
日証協の?強制ではないがそれ以上に見える指導?で各社利益返上が続々と挙がっているが個人はまた別、資本主義社会様々である。
二週間近く経過しているのに未だ市場で目立ってしまっているのがジェイコムである。
本日で5日連続のストップ高、実質的な解合い措置を取らないで先物市場を創設していたらちょうどこのような動きになっていたであろうという値動きとなっているところがバブル的な側面を醸し出しているが、初日に自社株について困惑と語った代表もこの株価急騰で更に複雑な気持ちだろう。
日証協の?強制ではないがそれ以上に見える指導?で各社利益返上が続々と挙がっているが個人はまた別、資本主義社会様々である。
週末にかけては凄まじい崩落となっていた貴金属相場であるが一転本日は急騰、特にプラチナやシルバーはタダ貰いなようなモノで各社ディーラー勢も本日は一気に掻き込んだ稼ぎ時であったと思う。
主力の金もストップ高まで駆け上ったが、先週は兎に角TOCOMのプレミアムが突出していたから規制措置が都合の良いトリガーになったのかもしれない。
ところでこの規制も直近で賛否両論あったがまたキナ臭い話もチラホラ、結果に至るまでの裏話は何処にでもあるもの。
さて立会外分売を経て売買再開となったジェイコムは本日も連続のストップ高、この影響で同日(13日)に初値がついたサマンサタバサがストップ高まで買われる等、直近上場株が軒並み物色されていた。
このサマンサといえばニッキーヒルトンやヴィクトリアベッカムをデザイナーに起用し、今季はペネロペ姉妹を起用する等何かと旬な活動が目立つが今時の女性陣は殆どが一つは持っているだろう。
一口に女性向けバッグメーカーと言っても侮れなく、時期が良かったのかどうか既に同社は時価総額1,000億円規模である。
こうなると卑弥呼あたりが妙に割安にも見えてくるが、この手はそういった比較という次元では無いか。いやはやIPOというものは色々と考えさせられる。
金融庁が行ったヘッジファンドの実体調査によると国内の市場規模としては8兆円程度になるらしい。
今迄流れなかった隙間の部分まで流れ込む過剰流動性資金を目の当たりにするとこれも納得であるが、様々な観点から実際はこれを凌ぐ規模である事は間違いないであろう。
腰が重たかった各種マーケットもこうした資金流入で次々と目覚め鍛錬されてゆく様が面白いが、先物等は裁定限界を超えた部分の一人歩き等はそうそう見られるものではない。
この上澄部分が所謂バブルという意見もあるが、実勢に戻っただけのものもありこれこそ終ってみないと確定出来ないのである。
さて株式市場では材料としてすっかり沈静化してしまったジェイコム問題であるが本日、クリアリング機構と買い方証券会社間で現金決済が終了した。
このデリバリーまでの間に次々と安値で大量取得した証券会社が大量保有報告書を提出し、その内容が明らかにされ各々の実績というか姿勢が明るみに出たわけだが、主幹事までが上位に出てきたのが如何にも今を反映している。
別なところでは某外資系グループが突出した発行済株式の3倍近い届出をしこちらもまた物議を醸し出しているがこれまた同様、倫理をどうこうという時代ではないのである。