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バロンズ効果

昨日の急反発の反動か本日の日経平均は反落、中身は主力が弱い反面マザーズあたりの活況が目立っていた。

その中でも昨年当欄で一度触れたサマンサタバサが昨日のストップ高に続いて、本日も急騰となっていたのが目を引く。

なんでもルイ・ヴィトン並の世界的ブランドの仲間入りをする可能性が謳われた事に因るものであるが、失礼ながら歴史あるブランドがなんとも不憫に感じる。

それでもセレブユーザー層は実際プレス効果抜群であるし、これを指摘したのがあの「バロンズ」というから、昨年もタイトルに書いた通り「時期と運」が微笑んだのだろうか。


プラチナ短冊

週末は「七夕」で銀行等多くの窓口で浴衣姿が目に付いたり、銀座の田中貴金属ではプラチナの短冊が飾られたりしていたが、それとスイッチして入谷の方では「朝顔市」が開催され、さらに9日からは浅草の「ほおずき市」が浅草寺で始まった。

何れも縁起物が絡み、その民族性から横並びで様々な想いが託されて賑わいを見せるのだが、それでもこうした夏の風物詩は一時の涼を与えてくれる。

ふと思うのだが四季の中でも、この時期が一番多彩に輝いているような気がするが如何だろう。


利上げ示唆

さて円であるがロンドンにて対ユーロで一時147円42銭と下落し、直近ニューヨークで付けた最安値を更新となった。

トリシェ総裁発言がトリガーとなった模様であるが、構造的に外貨準備高増に対する通貨バスケット方式や次期EU加盟国の展望からして構造的な基盤も堅そうである。

最近注目が著しい東欧系にしても、一寸の間に決済モノがドルからユーロへ完全移行されており、何時の間にかドルアカウントが閉鎖されていたりする。

この辺はまだしも中には未だ100円絡みの時の換算価格が未だに据え置かれており、その後の5割高とダブルで取られてしまう物もありこの辺は如何にも東欧らしい。


メッセージ

明け方から立て続けに何発もミサイルを発射してくれた北朝鮮であったわけだが、メッセージの表現一つ取ってももう少し学習出来ない物かと無駄な希望を抱いてしまう。

それは兎も角、こうした地政学リスクを受け値運びが注目された商品は、金など主力を筆頭に朝高から値を削る物が目立った。

デイリーに限ってみればこの辺の有事関係は、売り屋が虎視眈々とする場面であるのはお約束であるが、長年地政学リスクは対岸の火事で評論する立場であった日本もそうされる立場へ近年変遷して来たのは間違いのないところ。

ここから学べる人は世界標準へと感覚を近づけてゆくのだろうが、さて如何ほど浸透してゆくか。


名店巡り

ガレットで有名だった恵比寿の「シェ・クリストフ」のシェフが放火で本日放火の容疑で逮捕されたが、この手の業界ではもっと身近なあの「オテル・ドゥ・ミクニ」の三国氏が先日の傷害容疑で書類送検を受けたとか。

つい最近ではまた別なステージで有名な「リストランテ・ヒロ」のオーナーシェフが丸の内にて大麻で逮捕されたばかりで、罪状は違うもののシェフ系がやたらと目に付く。

ミクニの「漆黒のエクレア」始としたドルチェ系も美味しいし、上記にはお逢いした方も居り残念な限りだが、こういったジャンルがクローズアップされる時期なのだろうか。不思議である。


クラウディア

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

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