構造的要因

株式市場でも今週俄かに囃されたアマランスショックであるが、対象とされている天然ガスが先月から4割以上も暴落している状況では確かに然るべきロスは可也のものになり、また他の某ファンドについても噂のみとは言い切れない状況になっている。

その規模は違うもののTOCOMも連日の石油製品暴落はまことに壮観、昨日定例会見上で理事長が先物萎縮を懸念している件に更なる拍車を掛けている。

先物萎縮といえば時事の記事で漸く、理事長が構造的要因がある可能性は否定しない旨が出ていたが未だ中身は核心から外れた物になっている。

証拠金や取引単位変更は頻繁であるが、設計外の部分は未だ手付かずである。


クラウディア

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

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