週末からFUTURES PRESSでも既報の通り、南都銀行は野村證券と提携し商品デリバティブの取り扱いを始めている。

当初は大手証券の本格参入で色めき立った業界であるが、敢えて自らリスキーなリテールへはそうそう参入出来まいとの観測が取引員トップにも囁かれ始め上記等のホールセール物の裏付けも為されほぼ一ヶ月で話題も冷めてきている。

まあ良く解釈すれば産業界に本来の啓蒙が出来るしその枝葉で取引員を介する事もあるだろうが、ここでも問題になってくるのは受けの側で上記と別の大手証券は加入検討として挙げている商品取引所はただ一箇所のみ。

やはり何れにせよ安穏としていられないようだ。


クラウディア

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

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