矛盾性

本日もそうであったように、このところTOCOMでは金が冴えない展開となっている。

先に下馬評通りECBが利上げし、他の金利上昇観測も金利を生まない特に金へ矛先が向けられているようにも感じるが、そもそもの背景の一つにインフレの芽もある訳でこの辺は相反する点が面白いところでもある。

誰の負債でもない金が持て囃される時期があったかと思えば今は金利が取り沙汰される変遷を感じるが、金といえばスペックとは別なステージで見られていたETFも最近はスペック系の資金流入が観測されており、この辺に対する見方も徐々に変わってゆくのだろうか。


クラウディア

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

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