シリーズ化の事情

本日の株式市場は31円高と平均こそ小動きであったが、出来高上位では三菱UFJ、新日鉄の常連組の次に第三位としてヤマタネが名を連ねている。

土曜日の日経朝刊一面にも載っていたがこれらで囃されているのがコメ価格が上昇、アジアで危機感云々という記事か、折りしもコメ先物はリミットアップだが数量商いが利く銘柄は人気が付き易い。

ただ、コメを広義でみて期末前後からのシリーズとして括ると、もともとは日本農薬やクミアイ化から始まってイハラケミや井関農機、そして今回のヤマタネと中には株主事情の思惑が見え隠れする物もあり現実性の薄い中でもテーマには乗せ易いか。

この辺は政府管理下の事情を考えれば直接的には寄与度という点で疑問符が付くが、先物でも上場の運びとなればそれはそれでまた煽り方も変ってくるのだろうか?


クラウディア

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

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