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株主総会模様

本日で実に43年ぶりの10連敗と冴えない動きになっている日経平均、その間先週末には約1,300社が定時株主総会を開くなどピークであったが、その役者は変ってもやはり旬なファンドには戦々恐々、村上ファンド時代の東京スタイルを彷彿させるような注目度としてはTCI(ザ・チルドレンズ・インベストメント・ファンド)によるJパワーへの提案がそんな形だったか。

先にアデランスがやはりファンド側の提案で取締役再任反対となったが、半官半民?モノはやはり壁が厚かったのかTCIの提案は果たして否決、株価も権利落ちならぬ“失望落ち”では賛否両論双方ヤレヤレという感じだろうか。

一般に経営者を脅かしているのか規律を与えているのかはその立場で変ってくる部分もあろうが、ただ既得権益を守るが故の大義名分が横行するのであればそれこそ地盤沈下を助長させるような懸念も出て来るだろう。


旅の恥はかき捨て

そういえば今日昼食を取っていたレストランの名前がフィレンツェから来る造語であったのだが、フィレンツェといえば最近紙面を賑わせているのがこの世界遺産登録地区にある大聖堂での落書き事件である。

大学や女子短大生の仕業から始まってこれまたいつもの時事モノの如く次から次へと発覚するが、丁寧に足跡を残しただけに高校野球部の監督が解任されたりとかまあ自業自得で仕方なし。

ところで今月オンライン旅行予約最大手のエクスペディアが旅行者の評判を国籍別に調べた「エクスペディア・ベスト・ツーリスト2008」では行儀の良さやホテルでの静かさ、苦情の少なさ等の項目で日本人が2年連続で1位になったと発表されているが、これもいろいろな捉え方が出来る。

国内でも今年に入ってから落書きといえば確か鳥取砂丘の国立公園保護地区や寺院等でこうしたものが発見され話題に上った記憶があるが、海外ではそれこそ国を代表しているようなものだから少しこの辺を考えて頂きたいもの。


クラウディア

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

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