利権のネタ
本日とある所でダマスカスナイフなる物を見せて頂きその波紋の美しさにはとても感動したのだが、ところで同じナイフでも本日政府は殺傷能力の高いダガーナイフ等刃渡り5.5センチ以上の刃物の所持を禁止、銃器所持も規制強化を閣議決定した模様。
これらもともとは痛ましい事件を契機として俄かに持ち上がったものだが、問題はこれでまた法規制が増えその都度規制実行と称して人と予算が適切に使われるか否かである。
この辺に関してはコンビニ等に思わぬ売上効果を齎したあのタスポも無視出来ない存在、混乱の多いわりに未だにその導入効果が疑問視されているがこれに係わるカネは軽く1,000億円規模に上るとか、消費側の選択肢があるにしろこうした費用も税に紛れさせ捻出されているし財務省絡みの天下りやら何やらでこれまた結構な利権である。
ところで何時だったか総務相がネット上の犯罪予告検知ソフトの開発費には数億円かかるといった報道を見た向きが殆ど費用をかけずに同等サービスを製作した事が話題になった事があったがネタがあれば増殖する官の肥大、今迄もイロイロなカード類でもその手の話はあったが一体何の為の税なのだろう?