往って来い
本日の日経紙投資情報面には「空売り専門会社思惑外れ?」と題して、米グラウカス・リサーチ・グループが伊藤忠商事の売り推奨リポートを出して以降、昨日で株価が急落する直前の株価を終値で約1ヶ月ぶりに回復してきた旨が載っていたが、同社の株価は本日も続伸し完全に急落直前水準を抜いてきた。
このグラウカス・リサーチ・グループについては当欄でも7月から取り上げていたが、コストやカバーの進展具合、残高詳細も解らず果たして担がれているのか否かも不透明だが、腰の入った売り方が担がれた例ではかつてミクシィや日本マイクロで某外資大手が大きく担がれた事が記憶に新しい。
他にもっと関係者が注目した事件?では2008年のVW株暴騰で複数のヘッジファンドが壊滅的に踏まされた件もあったが、これらとは浮動玉規模が違うので往って来い程度の穏やかさ?となっているものの、このまま静かに初戦の幕が下りるのか否か引き続き今後も株価と共にその動向が気になるところ。