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ノーベル賞2017

今年もノーベル賞の発表時期到来といった感じだがテーマに餓えるマーケットもはや関連物色たけなわで、本日の日経紙でも「ノーベル賞関連銘柄に思惑買い」と題し2日発表の生理学・医学賞、3日発表の物理学賞、4日発表の化学賞等を囃して関連銘柄のIHI、日本コークス工業、小野薬品やカルナバイオサイエンス等への思惑買いが書かれていた。

昨年はオートファジーに沸き3年連続の日本人受賞となったこのノーベル賞であったが、昨年に続き4連覇なるかどうかというところで、上記の日経紙に載った銘柄以外でもその枝葉から市場を問わず突飛高している銘柄が既に先月から確認されているが、毎年これらの関連銘柄もその範囲が一段と拡大されている。

また、昨年大方の予想を裏切り?米のボブ・ディラン氏が受賞した文学賞はかれこれ今年こそ村上春樹氏と10年近くも言われ続けて来たが、こちらも恒例行事のようにマーケットでは文教堂HDや丸善HDを先回り物色する向きも居る。世界最大規模の英ブックメーカーで同氏は現在2番人気らしいが、はたして誰が選ばれるか一先ず5日の発表が待たれる。


ジブリショート沈静化

さて、先週末の日テレ系金曜ロードSHOWでは天空の城ラピュタが放映されたが、この放映となるとその度にツィッター上でのバルス祭りが話題になり、前回放送では1分間に34万件のバルスがツイ−トされた経緯があるが、先週末は1分間に約24万弱のツイートと前回には及ばずも多くの人がバルス祭りに参加した模様。

こんな社会的現象にまでなったバルス祭りだけに有名企業も同作品に絡めた企画やらを打ち出してくるケースが引き続いて散見され、ヘルスケアのタニタはバルスに挑みます!としてオリジナルの限定グッズ制作で前回に続いての挑戦をした他、日清食品のカップヌードル、タカラトミー、またキウイのゼスプリまでツィッターは盛り上がりを見せていた。

ところでジブリの作品といえばかつてはこの放映があるとその後為替が円高に振れ連れて株価も下落するというアノマリーが定着し、WBSからWSJまで取り上げた事で一頃は所謂「ジブリショート」なるトレードまでが流行ったものだったが、こちらはいつの間にか落ち着きを見せなかば都市伝説化しつつある。


クラウディア

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

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