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経産省の大臣官房企画室が裏金を作っていたとかで問題になっているが、一部を今は無きカネボウに投資し若干ではあるが利食っていたらしい。
インサイダーか否かはグレーゾーンだが、インサイダーと言えば確か3月にこれまた同じ経産省の輩がTOB絡みのインサイダーで告発された経緯があった。
斯様に株系はポンポン挙げられてしまうが、それを思えば商品系というのは日進月歩の中にもインサイダーのラインが殆ど存在しないような物で、こうした原始的な部分と前衛的な部分とが共存しているか。
さて既にカウボーイが双方で触れているようにエイチ・エス証券がオリエント貿易株式を取得し子会社化した。
これに関しては先のライブドアによるニッポン放送買収劇をオーバーラップさせ、早速「ホントに欲しいのどの会社?」との声も聞こえてきそうだが、それはそれとして金融コングロマリット化の絵を何処も描こうとしているのは事実。
先の日商岩井Fの件にしても先ずは?取りあえず?なのである。あとはコストとの兼ね合いでいろいろと・・。
本日は一度監理ポスト入りとなった経緯のあるグローバリーが、先とは別件で追加の行政処分を受ける事となった。
晴れてというか努力の甲斐あって通常ポストへ戻ったばかりだが、この辺を見てもやはり各々の持分は健在かとも思ったりするものだ。
力関係が単純に現れたりする部分もあり別な意味で関心があるが、ともあれそういった時代になって来たのだなという感じ。
さて今後の経済誌格付けはどうなってゆくのか興味深いところ。
本日は周知の通りJASDAQからあの「本間ゴルフ」が破綻との報があった。つい最近は東証マザーズから、いろはの「ゼクー」が破綻したばかりであったがけっこう有名どころが続く。
もう一つ本日は、そのマザーズへ上場予定であった「IIJ」が異例な事に申し込みが上場基準に達しなかった事により一先ず上場中止となったとの報も。
公募期間中に先行上場している米市場の株価下落が主因らしく、なにやら昔のクレイフィッシュを彷彿させるが、新興市場は本当に?運?の部分が多い。さて上場している業界各社はどうであろう。
金融庁は7月施行の改正金融先物取引法を睨み外為証拠金取引業者についてのパブリックコメントを公表した。
協会要請の自己資本規制の軽減については、基本的に証券会社の自己資本規制と同等の規制を課す事が合理的との見解であったがファイナンススキームに長けた人材が乏しい業界にはやはりけっこう深刻な部分もあるようだ。
逆にそういった部分に強みのある企業は既に水面下で人材関係含め更なる増強策を固めつつあり、優劣格差は更に一段と広がる事になろう。