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ニッチな広がり

昨日に東京金融取引所が発表した5月の株価指数証拠金取引の取引数量は、前月比で83.9%増の97万8,778枚となり過去最高を大幅に更新した模様。ちなみに前年比では465.8%の大幅増加となり、昨年末からは6ヶ月連続で取引数料が増加するなど、アベノミクスを追い風にしてこちらも順調な増加を見せている。

やはり大証が閉まった後でも取引出来たりするなどの利便性も着目されており、ボラティリティが高まってきている昨今などこういった部分は重宝するのかもしれない。また取引高の増加と共に建玉数量も急増しており昨年末からは約2.4倍の水準、通常の先物と違って配当相当額が支払われる等ユニークな特性もありこの中にはじっくり寝かすタイプも多いだろうか。

ただこの辺はどこまで行ってもやはり相場で、配当のパフォーマンスにホレているうちに値幅でヤラれるパターンもまた然り。優待タダ取りのつもりが逆日歩攻めに遭って高い優待になるパターンと一緒で如何にヘッジで回避してゆくか、原資産が同一の商品が山ほど取引可能な今だけにこの辺のストラテジーを考えるのもまた楽しい。


6/3付で3カ国語対応iPhoneアプリ「iFormula」提供開始

ドットコモディティは、3カ国語(日本語・英語・中国語)対応のコモディティ取引専用iPhoneアプリ(iPadは併用)「iFormula」の提供。まず、日本語版を2013年6月3日(月)より、英語版と中国語版を2013年6月中旬(予定)より順次開始。

▼3カ国語対応コモディティ取引専用iPhoneアプリ「iFormula」提供開始
▼「iFormula」説明ページ



「iFormula」では、多言語対応に加えて、従来のFormulaモバイルにはなかった便利な機能を多数搭載いたしました。主な新規機能および特長は以下のとおりです。

1.国内外の51銘柄を同時に取引可能
一度ログインするだけで、国内商品として東京商品取引所(TOCOM)17銘柄、海外商品としてシカゴマーカンタイル取引所(CME)21銘柄、インターコンチネンタル取引所(ICE)8銘柄、シンガポール取引所(SGX)5銘柄の合計51銘柄を同時にお取引いただけます。

2.板画面から即時発注が可能
板画面に表示された板情報のセルをタップするだけで注文入力が完了し、即時発注が可能となります。

3.リアルタイム更新のチャート機能が充実
移動平均線をはじめ、RSIやMACD、一目均衡表など、9種類のテクニカル分析ができるリアルタイム更新のチャート機能をご利用いただけます。


■その他、「iFormula」の主な機能
1.新規注文と同時に決済注文を発注するIF-DONE注文機能を搭載
2.新規注文と同時に利食い注文と損切り注文の両方を発注するIFD-OCO注文機能を搭載
3.チャートは1タップでTICK・分足・日足・週足・月足へ描画切替えが可能
4.指定した価格への到達をお知らせする価格通知メール機能を搭載
5.国内取引口座と海外取引口座、双方への資金振替機能を搭載
6.円とドル、双方への通貨両替機能を搭載

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西洋銀座閉館

さて、もう一年経ったのかと思うほどお知らせから「その時」が来るのが早かった感じであったが、「ホテル西洋銀座」が先週末で閉館し26年の歴史に幕を閉じた。此処はセゾングループの旗艦ホテルとして銀座テアトルビル内に開業したが、切って移動出来るワケもなく同所の銀座テアトルシネマとルテアトル銀座も同時に閉館のはこびとなった。

このホテル、もともと複雑な背景でプリンスホテルに対抗してオープンしただけあって、日本で所謂「コンシエルジュサービス」を初めて導入、空間は西洋スタイルの割にそのもてなし方は日本旅館のきめ細かさがあり、少なめの客室数に当時としてはバスルームも広く、その空間はそのまま欧州のホテルに居るような錯覚さえ覚えた。そんな事もあってお忍び有名人とも何度かすれ違ったものだった。

また食の方もこのホテルはマカロンが一般的には有名だが、個人的にはやはり此処のクリスマスシーズンの手の込んだチキンや、エッグベネディクトが忘れられなく一押し。これは他のホテルでも食べられるところは幾つかあるが、此処のは他の追随を許さない美味しさだったかなと。

斯様に今後もう姿を消すかもという事態になると、赤プリのフォアグラサンドやオムライス、パシフィックホテルのチーズケーキ同様にいろいろ頭に浮かんでくるが、せめて名品は何らかの形で存続して欲しいものだ。いずれにせよ日本の都市文化の象徴的な拠点がまた一つ姿を消すことになるのは残念な限りである。


6/1よりweb版「D-station」がマルチブラウザ対応

北辰物産は、2013年6月1日より、WEB版トレードツール「D-station」が現行のInternetExplorerのみから「Google Chrome」、「Mozilla Firefox」、Opera」及び「Safari(Mac OSのみ)」とマルチブラウザ対応に。

▼D-station マルチブラウザ対応について


※今回の対応は「D-station」のみ。それ以外のツール(「Presto」、「DIAS(Light)、「DIAS(Pro)」等 )は従来通りIEのみ。

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変り種多数

あっという間に今月ももう終わりであるが、今月は毎年恒例の「池坊展」を観てきた。この皐月の展ではエントランスから「ジャパニーズモダン」、「アジアン」、「ヨーロピアン」と構成され「悠久の流れ」を経て家元の大作へと進んでゆくのだが、初夏ならではの花が多用され今回もまたいいひと時を過ごせた。

先生方のは相変わらず藤に擬宝珠、無花果に白覇王樹など絶妙な組合せが光り、また所謂釣り花、横掛け、向掛け等の作品も空間の美しさを感じたが、「私のとっておき」では飲料のボトルに一輪挿した花をフィルムで包んだ作品や、アジア民芸品を取り入れた作品など若手も縦横無尽な発想が光る物が多く見られ、またここでは各々の色へ対するこだわりも強く現れていて新鮮であった。

しかし毎度思うのだが、やはり使っている花々は貴重なマスデバリア等からアンスリウムや蘭などまでどの花一つ取っても普通のフラワーショップでは見たこともないような珍しい種を多く見ることが出来るあたり、なんとも懐の深さを感じた展であった。


6/18に池水氏×亀井氏「新刊合同出版記念パーティー」開催

【池水雄一氏・亀井幸一郎氏 新刊上梓】
有志企画による新刊合同出版記念パーティーを6月18日(火)に東京・日本橋 WIRED CAFE NEWS“GOLD”にて開催いたします!

▼池水氏×亀井氏:「新刊合同出版記念パーティー in 東京」開催!



【ご案内】
〜2013年5月、ゴールドの賢人2人が新刊上梓〜
5月28日 池水雄一氏 「金投資の新しい教科書」(日本経済新聞出版社)
5月31日 亀井幸一郎氏 「急騰前の金を買いなさい」(廣済堂出版)

ドル建て金急落から1ヶ月・・・。奇しくも同じ時期にゴールド書籍が緊急出版されます。

お二人の新著出版を祝って6月18日(火)出版記念パーティ開催決定!
場所は「WIRED CAFE NEWS ”GOLD"?!」
日本橋三井タワーの「WIRED CAFE NEWS」がこの日だけは店名も装いもゴールド一色に染まります。
亀井氏、池水氏の新刊出版を祝って関係者各所の皆様のご参加をお待ちしております。

【名称】 池水雄一氏・亀井幸一郎氏「新刊合同出版記念ゴールドパーティー」
【日程】 6月18日(火)19:00-21:00 受付開始18:30 
【会場】 WIRED NEWS CAFE“GOLD”(東京・中央区 日本橋三井タワー2F)
【対象】 ゴールド&金融業界関係者、メディア、両著者のご友人など
【定員】 100名 ※定員になりしだい受付終了
【料金】 5000円(ビュッフェ、フリードリンク、記念品込) ※指定口座への事前振込にて
【申込】 5月27日より受付開始。受付締切は6月14日受付・入金確認分まで
【服装】 SomethingGOLD、何か金・ゴールドなものを身につけてご来場下さい
【協力】 日本経済新聞出版社、廣済堂出版
【後援】 東京商品取引所(TOCOM)
【企画】 ゴールド関係者有志&GOLDNEWS

参加対象はゴールド&金融関連業者の皆様、メディア・出版関係の皆様、そして池水さん、亀井さんとつながる方々となりますが、ご参加希望の方はフォームのパスワードをお伝えしますので事務局、もしくは有志メンバーまでお問合せください!

【開催案内ページ・詳細はこちら】
▼池水氏×亀井氏:「新刊合同出版記念パーティー in 東京」開催!

【お問合せ先】
ゴールドニュース事務局 担当:児島 E-mail: goldnews.jp@gmail.com
[有志メンバー]
大橋ひろこ(フリーアナウンサー)、酒井奈緒(フジトミ)、東谷将成(フラクタル・システムズ)


浮動玉

本日の日経紙には「NY金、ファンドが売り」としてNY金の売り建玉が過去最高水準になった旨が載っていたが、4月の暴落以降は早々に100ドルほど戻し1,400ドルの大台を回復したこの金も、今月に入ってからは再度1,300ドル台へとまたまた先の安値圏に沈み往って来いの様相を呈している。

金市場から過剰流動性が退出する勢いが旺盛とされているが、この連休明けの米株式などDOWが4営業日ぶりに終値ベースで市場最高値を更新しているのに見るにこの辺は否めないところ。先月の暴落時では中長期的な運用資金がメインとされるETFからも資金流出が取り沙汰されていたが、結局は所謂浮動玉の部分が足の速い資金で包まれていたということだろうか。

目下、株の方はFRBの量的金融緩和早期縮小を睨んでの思惑でザラバ高下しているが、金融商品化しているコモディティーもこの金を始めこれら複合的に消化しながら今後のトレンドが作られてゆくといったところだろうか。


こちらもにも恩恵

本日の日経紙にも詳細が出ていたが、昨日は衆院議員資産公開があった。それによれば衆院全体の480人の約35%にあたる自民党を中心とした議員が上場株式を保有しているが、その時価総額は朝日紙の報道によれば約190億円にのぼった模様。

この時価総額だが、昨年12月の任期開始時から「アベノミクス」の恩恵を受けそれ以降の株価の上昇でその含みは約74億円ほどになっているという。しかし、上記タームの日経平均の上昇率は約50%、これをベンチマークにするなら彼等の保有株のパフォーマンスは約64%であるからなかなかといえようか。

まあその辺はともかくも保有株は売買するものではないという声の一方で、衆院一年生組の中には選挙資金捻出の為にやむなく売却した銘柄が3倍にも化けたりした例もありこの辺は悲哀交交。しかしセンセイ方の他にもけっこう上場企業の大株主に近い方のなかには有名どころも居て彼等もまたニンマリといったところか。


クラブ狩り激化?

さて、昨日は六本木で最後の砦とまでいわれていた大箱のクラブ「VANITY RESTAURANT TOKYO」が摘発され風営法違反でその経営者らが逮捕されたという、まさに夜遊び人にとってはショッキングなニュースが飛び込んできた。

今年の1月の当欄では「時勢と解釈」として、クラブのようなところの規制は風営法を持ち出され昨年あたりから西麻布や六本木界隈の名店摘発などに見られるように締め付け加速の旨を書いておいたが、全盛を誇ったあの「alife」やさらにその前にはTSK CCCにあった「Vanilla」等の名店が斯様に閉鎖を余儀なくされた事でこちらへ活路を求め流れる向きも多かったのだがそれもこんな事態になっている。

余談だがココが入っていたロアの最上階といえば、かつてのバブル世代ではたしかXENON系?だったか、リージェンシーなる店が入っていたのが懐かしい。当時はやはりスクエアビル勢が全盛でその陰に隠れた存在でひとつ表舞台には出てこなかったが、時を経ても当時のあの夜景はそのままな面影を残す大箱に変身した様が感慨深かったものだ。

報道されているところでは実態と乖離した届出が偽装工作との事であったが、既にかれこれ今からもう7年前くらいのあのヴェルファーレが閉店を決めた当時の当欄で、既にこの辺に関しては「〜風営法上の都合で今やもう第二号というよりは手軽に第五号というような企画系にカルチャーは流れているといった感はある〜」とコメントしていたあたりが脈々と継続されていたという感じなのかどうか、諸々な背景があるにせよ一つの文化を創ったスポットが次々にこうした事態になってゆくのは寂しい限りである。


目先より守るということ

街を歩いていて久し振りにゴルフ会員権の相場を目にする場面があったが、そういえば昨日記の「アベノミクス」効果から人気の高い首都圏の名門どころは富裕層の購入急ぎもあって価格が急上昇しているらしい。本日は暴落していたものの株価が上がるとこの手は一般的に後追い傾向になってくるが、果たしてというかまたこの懐かしい光景も再来という感じか。

他にもこの「アベノミクス」効果、昨日の日経紙総合面に「外国車販売 快走」として2013年の国内登録車販売にしめる外国車シェアが過去最高の8%強となる見通しとも載っていた。外車といえばやはりイタリア勢の伸びが顕著でフェラーリの1〜4月の販売は前年同期比29%増え、ランボルギーニは57%増えたという。

ところでこのフェラーリ、2013年第1四半期決算の純利益はそんなこともあって前年同期比36.5%と大幅増となっていたが、アジアでは上記の通り本邦勢の貢献もあるものの中国の伸びが特に顕著で昨年はサクサクと約500台も売れた模様。この経緯を踏まえて同社会長は、短期的な販売台数よりブランド価値の維持を優先するために生産抑制の姿勢を明確にしたそうだ。

車でなくとも例えばエルメスのプレミアム系バッグなんぞもそうだが、ブランドプレミアムとは何かを考えさせられる事例ではないか。


にわか蔓延

さて、昨日の日経スペシャル・ガイアの夜明けは「ニッポン買いは続くのか!?」として、アベノミクスに乗り遅れるなとばかりに熱狂する投資家や、それらを取り巻くビジネスと業界についての放映があった。

総じて普通に直近の流れを撮したものであったが、冒頭のセミナーに精力的に参加しおそらくは対面であろう取引を再開する中高年層を見るに、漸くというか狙いであったタンス預金の類が動き出したといった感じ。また、お約束というか「主婦が恋する・・この魔力」としてまたぞろ甦ってきた“ミセス・ワタナベ”の類である主婦が10万ドル、20万ドルといったFXの注文を出している姿もあったが、こういった映像を見てまたこの手の層が増殖し嵌ってゆくのは想像に難くないというところか。

また台湾の富裕層が日本の不動産を円安効果で昨年より2割安く買えるということで狙いを定めている旨もあったが、なるほど内から見るのは違った視点で映し面白かった。しかし外国人投資家の視点も日経編集委員が今後日本の成長戦略をどう打ち出すか、混合診療等の解り易い規制緩和がなされるか否か等と例を挙げ指摘していた通り、まさにその辺が今後キーになってくるだろうか。


6/3付で新取引システムにリニューアル

岡安商事は、平成25年6月3日より商品先物インターネット取引「相場ライフ」を新取引システムにリニューアル。

▼商品先物オンライントレード「相場ライフ」のリニューアルについて(PDF)



◆リニューアルする「相場ライフ」の概要
商品先物インターネット取引「相場ライフ」では、よりお客様の使いやすい取引ツールの提供を目的に大幅な機能拡充を行いました。よりスムーズなお取引が可能とするため、お客様の取引スタイルに合わせた多彩な注文機能、画面設定など、全てのお客様にとって直感的に取引できる投資環境を提供いたします。

<直感的取引を実現する取引ツール>
リニューアルされる「相場ライフ」では、取引画面を自由にセッティングすること
が可能なだけでなく、相場表・気配値・チャートなど様々な画面から注文が行えま
す。またチャートには保有しているポジション情報を表示することも可能です。

<取引をサポートする充実の注文方法>
従来の「IFD 注文」、「OCO 注文」、「IFO 注文」などの特殊注文はもちろんのこと、新に『TS 新規』・『IFTS』を搭載。新に搭載される TS 注文はトレーリングストップと呼ばれる注文方法となり、損失を限定し、最大限の利益を狙うことが可能となります。

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