さっそくLINE

本日の日経平均は急反発し1/30以来の15,000円大台回復となったが、高寄与度銘柄のソフトバンクが急騰した影響も大きい。このソフトバンク、朝方からにわかに確信犯的な買いが舞い込んで動意付いていたが、同社株急騰の背景は同社がLINE株式取得を目指しているというブルームバーグの報道に刺激されてのもの。

ちょうど昨日は対話アプリ系の買収話について触れ、このLINEについても「〜相次ぐ買収熱で今年上場見込みのLINE株式を擁するネイバーは株式交換案等と早くも株価武器の選択肢も囁かれている」ともコメントしていたが、それも束の間さっそくブリームバーグがリークした恰好である。

企業買収はデリケートな作業だけに当の関係企業側は一連の報道には憶測についてはコメントしない等と当然の対応をみせているが、なるほどこの辺が出し惜しみ的なIPO日程の背景にあったとなれば説得力がある。今年最も熱いIPOの前評判があっただけに対話アプリなんぞに興味を惹かれない向きでも、株式ではネタがゴロゴロ転がっており今後も面白いマーケットになりそうだ。


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