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立冬

本日は「立冬」、二十四節気の一つで暦の上では冬である。

これを境に冬めいてくるとは言うものの本日の都内は再び半袖が散見される等暖かい気候に包まれた。

そんな状況であるからTOCOM灯油も、週明けは下放れからダメ押しの暴落商状となった感じであるが実情、北日本でさえも暖房需要が付いて来ていない状態であると民間ディーラー勢は諦めの弁。

既にシーズン前に高値を買い切ったバブル崩壊には気候までも加勢し未だ底が見えない状態である。


物理面

本日は朝から東証がシステム障害の為に取引が初の全面停止となった。

今迄小粒ではいろいろとあったが、モノが東証となると世界の主要な取引所では異例で何かと課題を残す事となろう。

それでも後場再開された後は活況のうちに今年2番目の上昇を演じ、引けてみれば年初来高値更新と破竹の勢いであった。

時間的な問題が介在すると通常に比べ品薄となる状況も作り出され、本日の都銀・地銀等はファンダメンタルズ以外にもこうした要素が影響したのは否定出来ない。

明日以降また個別に裁定の機会が増えそうである。


クラウディア

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

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