腐っても?
本日も穀物系筆頭にメタル系からオイル系までストップ安含みの暴落商状、バブルだったか否かは兎も角、やはりコレクションでも値位置が値位置だと崩壊のエネルギーも何時もながら凄い。
世界的な景気減速懸念という漠然とした背景が主因となっているが、こうしたコモディティーの暴落で同市場同様に過剰流動性が流れ込んでいた資源株からも資金逆流が目立ち、中国のペトロチャイナや海洋石油、またオセアニア市場では以前当欄でも触れた事のあるBHPビリトンやリオ・ティント等のコモディティー関連モノも急落商状となっている。
ところでこのオセアニアといえば豪ドルやNZドルが直近で個人のロングが急増し過去最高を記録、対してディーラー勢がショートを鮮明にしている構図とロイターの記事で見かけた。
折りしも中銀は政策緩和余地ありとの声明を出し対米ドルで急落となっているが、腐っても高金利なのか他人の心配を他所に急増を続けているロング、行方はわからないが何やら昨今の高配当利回りを見ているようでもある。