こちらもにも恩恵
本日の日経紙にも詳細が出ていたが、昨日は衆院議員資産公開があった。それによれば衆院全体の480人の約35%にあたる自民党を中心とした議員が上場株式を保有しているが、その時価総額は朝日紙の報道によれば約190億円にのぼった模様。
この時価総額だが、昨年12月の任期開始時から「アベノミクス」の恩恵を受けそれ以降の株価の上昇でその含みは約74億円ほどになっているという。しかし、上記タームの日経平均の上昇率は約50%、これをベンチマークにするなら彼等の保有株のパフォーマンスは約64%であるからなかなかといえようか。
まあその辺はともかくも保有株は売買するものではないという声の一方で、衆院一年生組の中には選挙資金捻出の為にやむなく売却した銘柄が3倍にも化けたりした例もありこの辺は悲哀交交。しかしセンセイ方の他にもけっこう上場企業の大株主に近い方のなかには有名どころも居て彼等もまたニンマリといったところか。