なんとなく高価格

さて、ひと月くらい前に「デフレでは勝組も」のタイトルで日本マクドナルドや牛丼のことを書き、末尾で復活したウェンディーズのロブスターとかキャビアを使ったバーガー並のインパクトに欠ける今回の新商品がヒットするかどうかとコメントしておいたが、これを書いた当時のプチ贅沢路線商品導入から最近では高級ハンバーガーと称した限定品も出してきている。

また末尾で牛丼専門を謳っている店は少なくこうしたところほどブランドが浸透しているところは高価格帯のプチ贅沢路線を選択の一つとも書いたが、果たしてというか吉野家は時を同じく上旬から高付加価値商品を幾つか打ち出して来ている。ハンバーガーも末尾で復活したウェンディーズのロブスターとかキャビアを使ったバーガー並のインパクトに欠けると書いたが、これまた上記の高級ハンバーガーなるものには黒トリュフを入れた商品もありちょうど奇しくも先月末尾に書いた件が具現化している。

この高級ハンバーガーなるもの値段は1,000円ということで、先月挙げた近所の人気ハンバーガー店の一番安いシンプルなハンバーガーとちょうど同じ値段になったが天秤に掛けて同じ重さで釣り合うかどうかどうか?話題先行がどの辺まで効果があるかどうかというところだろう。

プチ贅沢路線台頭はファストフードに限らず、先日遅い時間で開いている処が限られるなかで入った久し振りのロイホなんぞもメニューにはアンガスビーフなんぞもいい値段で並んでいて一寸驚き。しかし此処のクオリティはモーニングでエッグベネディクトあり、500円以下のテリーヌあり上記のステーキ然りでファミレスと呼ぶには失礼な感さえ覚えるがこれまた他社とは一線を画した特異な戦略といえるだろう。


クラウディア

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

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