夜の規制緩和
さて明日からというか深夜からは改正風営法の施行によって、音楽に合せて客がダンスを踊る方の「クラブ」営業の規制が緩和されダンスホールなど対象から外し、店内の明るさや営業時間に応じ一定の条件で深夜営業が認められることになる。
確かこの手の絡みで当欄にて以前に触れたのはちょうど二年前くらいで当時は政府の規制改革会議の提言であったと記憶するが、あれから二年での改正となった。それまでは風営法の付き合い方も二号から企画系の五号へと流れていたものだったが、その後は三号に絡んでも大阪で無罪になった例も出ていた。
とはいえ、今から3年前の六本木の大箱「VANITY」の摘発事件などクラブ狩り?が激化していた頃が記憶に新しい。既にこの前日に閉店した西麻布の「イレブン」や「alife」、それに「Vanilla」等々消えていった名店は多いが、規制緩和で今後のクラブもそのナリが変遷するのかどうか興味深い。