W杯経済効果
さて大金星発進となった1次リーグH組で勝ち点4の日本代表がいよいよ今晩最終戦の地ボルゴグラードで、決勝トーナメントをかけ世界ランキング8位の古豪ポーランドと対戦する。勝利か引き分けとなると自力では2大会ぶり3度目の決勝トーナメント進出が決まるだけに各所での盛り上がりも一入である。
ところでこれだけのビッグイベントとなるとその経済効果の方も気になるところだが、初戦のコロンビア戦での勝利ではマーケットの方も半信半疑?で日経平均こそ急反発したものの個別ではそう目立った物色も無かったが、セネガル戦後では日経平均こそ下落したものの個別はその水準を切り上げるなどジワジワと反応を見せてきている。
大手シンクタンクによれば1986年以降のW杯優勝国は優勝した年のGDP伸び率が前年実績と比べ平均3.2ポイント高で最低でも0.9ポイントの伸長を見せているというが、先ずは今晩の戦いで決勝トーナメント進出ともなればベスト16入りした2010年の南ア大会同様の215億円の経済効果を生み出すと言われているだけにこちらの関係者も含め今晩の戦いも目が離せないこと必至だ。