2018年彼是
さて、本日の日経平均は1,000ドル超と過去最大の上げ幅を演じた米株式を受け、1,000円超の急落と今年最大の下落率を演じた昨日から一転して今年最大の上げ幅を演じた。先々週にはスパークス・アセット・マネジメントが発表した平成最後の日本株相場を表す今年の漢字で「乱」がトップに選ばれた件を書いたが、まさに最後まで乱高下に見舞われる株式市場である。
一方でこれとほぼ同時期に発表された一年の世相を表す毎年恒例の今年の漢字には「災」が選ばれることとなった。上記の相場を表す「乱」も一昨年に一度選ばれているが、こちらの「災」も2004年に一度選ばれている。この時は観測史上最多の台風が上陸した年だったが、今年は北海道や大阪を襲った地震や台風上陸に西日本豪雨、記録的な猛暑とまさに災害続きの年であった。
そんな今年もあと5日、来年は英のEU完全離脱や米中・米朝関係も引き続き気になるところであるが国内でも元号が新元号に改元、また消費税が10%へ引き上げ等々さらなる大変化が待っているが、来年は「災い転じて福と成す」となるのかどうか期待を込めて今年は筆を置きたい。
本年もご愛読ありがとうございました。
どなた様もよいお年をお迎えください。