焦眉の急
さて早いものでもう明日は大納会であるが、本日は日本証券業協会がジャスダック証券取引所の再編問題について大阪証券取引所と統合させる方向で最終調整する意向を示している。
東証が蹴ってなお単独存続に固執していたジャスダックだったが、昨今の新興市場の低迷著しく乱立する同取引所の再編論議と活性化は焦眉の急を告げる問題であっただけに流れには逆らえない方向か。
一方で商品取引所であるが、東工取は来年7日から取引時間延長、東穀取も一部ザラバ化等々各々のカラーを打ち出しているがユーザーサイドとの絡み、また取引所に合せた会員の投資にしても先を見ると躊躇する部分がある一方で、対応しなければ自然と篩い落としのコースと何れも厳しい選択に迫られている。
構図的には斯様にリスキーで歪な感は否めないが、昨年大納会でコメントしたような所謂内輪の合従連衡から垣根を越えたものにいよいよ来年はなって来るのかその政策に注目してゆきたい。
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