91ページ目   商品先物

廃止基準

昨日だったか農水省は取引が低迷している試験上場期間中の商品の取り扱いについて、各取引所が夫々設計変更等で市場振興するのか上場廃止にするのか検討する事が望ましいとの考えを示している。

確かに忘却されているうちにも日々は通り過ぎ、本年から来年にかけて試験上場の期日を迎えるのが4銘柄であるが、申し訳程度の取組を東穀のミールが持っているだけで他は取組がゼロである。

この辺も時事が載せていた通り、いろいろなファクターがあったもののリクイディティーの問題で日々値付け商いのみでいったい何時まで続けるつもりだろう?

新興株でも相当マイナーな銘柄であろうと取組ゼロとは考えられないが、無理やりキャンペーン等を張るくらいなら、こうしたところの上場廃止基準を参考にしてみても良いのではないか。


不信指標

本日の日経紙夕刊一面には「金21年ぶり高値」との見出しで、バリュー型の商いよろしく退蔵系の売却が嵩んでいるとの記事が出ていた。

この辺は文中の例でもそのスパンの長さから読み取れるが、曲がりなりにも原油安で株が高い等従来の教科書通りの材料に反した部分がある中をジリジリと此処まで上げて来ているのは事実で、単に国内事情の円安の恩恵だけでは無い感じがする。

潜在的なドル不信や、今騒がれている日興コーディアルに見られるような会計不信等々、つい最近も書いた不確定リスクの増大を静かにそして如実に表しているようにも見える。

やはり「誰の負債でもない金」はこうした時代には映えるか。


過渡期

本日の日経だったか商品取引外務員が急減との記事があったが、昨年末から更に減少し年度末までに初の一万人割れとなる可能性が強まったとか。

外務員動向その他については時折当ニュースでも触れているが、年頭コメントでも「夫々がパイに合った適正な処へ回帰する動きは今年も続こうか。」と書いた通り減少自体は自然な流れ。

昨今商品業界のみが冬の時代の如く喧伝されているが、思うに金融系の証券、銀行から他業種までこうした過渡期はあったし、そのパイの規模から最後に来ている感もするわけである。

何れにせよスリム化とはいえ、時代に則した良い人材こそ残って欲しいものである。


非鉄・穀物第二弾

さて商品系でのeワラントで触れたのは昨年の春頃に出た「銅」と「大豆」であったと思うが、本日G・Sは似た毛色で「アルミ」と「コーン」の扱いを発表している。

非鉄から銅は未だ登場していないものの、アルミ・コーンは両製品とも国内先物市場が存在しリクイディティーがそれなりにあればこれら絡めたヘッジも其れなりに工夫できそうな感じである。

またそうした向きでなくともこちらを導入窓口とした先物への転向やその逆も然りで、こうした相乗効果で何れもリクイディティーが齎され商品そのものが徐々に啓蒙されてくるのを期待したいところ。


爬行色

さて他業界よろしく商品業界も第3四半期までの概況が出始めているが、本日も大手のザラバストップ安に見られるように各社軒並み業績悪化が顕著になっている。

前述したように負の流れの中で、来るべき時に則したビジネスモデル構築への転換期とも言われているが、意外に楽観論が多い中やはり数字が具現化して来ると現実に引き戻される。

年明けからの商品は従前の全般高というより爬行色の流れが濃くなっているが、今後ある場面では個別の得手不得手というかその占有率で選別買いという流れから株価の方も同様に爬行色になってくるのだろうか?


クラウディア

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

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