老舗と相乗効果

さて、先週の当欄では「フュージョン料理」と題してユネスコの無形文化遺産に登録されたことで更に世界中で和食ブームに拍車がかかっている旨を書いていたが、和食といえばちょうど先週末の日経紙一面には「老舗料亭「なだ万」買収」と題し、アサヒビールがなだ万を買収する事になった旨が載っていた。

アサヒは料亭経営参画で得たノウハウを外食産業への営業や経営支援に生かしてゆくというが、大手飲料の外食事業買収はサントリーくらいしか聞いたことがなく、アサヒの件はなだ万という名前と併せてけっこう新鮮なニュースであった。

一方のなだ万は営業基盤を安定させ海外への出店を積極化してゆくという。海外といえば日曜日の日経紙でもフランスで輸入規制緩和を受けて和牛が店頭に再び並び始め、国民議会の議員有志は日本酒愛好会を立ち上げるなど和食人気の裾野が広がっている旨が取り上げられており、この辺絡めて機運とみたようだが今後どのような展開になるのか楽しみである。


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