ボージョレ・ヌーヴォー2018

さて、例年この時期恒例のフランス産ワイン新種であるボージョレ・ヌーヴォーが昨晩午前0時に解禁された。この近所の甘酒横丁の酒店では例年この日は深夜にこの一角だけが賑わう光景が定番となってきているが、平成最後となる今年もまた多くのワイン愛好家が集い同様の賑わいを見せていた。

このボジョレー・ヌーヴォー、昨年は販売量減少を背景に輸入量の減少が続いていると書いたが結局2017年実績は約582万本であった。確かにピークの2004年の約1252万本からはほぼ半減というところだが、依然として日本は2位のアメリカや3位のカナダを大きく引き離しダントツの1位をキープしている。

ボジョレー・ヌーヴォーに限らず近年のインスタ映えを狙ってボトルに趣向を凝らしたりするモノも増えてきたが、昨年に当欄でも取り上げたEPAが来年に発効するのを受け大手スーパーなどでは先行し欧州産ワインの値下げ機運が出ている。確かに近所のスーパーや百貨店などではここチリ産のワインなどがグンと増えてきたような気もしていたが、価格競争と共に消費者の注目も再度高まってゆくのかどうかこの辺が注目されるところ。


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