第2弾キャンペーンとか

本日の日経紙マーケット面の銘柄診断には昨日突飛高した事でヤフーが挙げられていたが、同社に絡んではソフトバンクと共同出資するスマホ決済会社のPayPayが昨年12月に続いて2度目の100億円を利用者に還元するというキャンペーンを12日から始める旨を発表している。

このキャンペーン、当欄でも取り上げた通り昨年は上限設定無しという事もあり各店舗で異常な混乱をきたし利用者の殺到によってわずか10日間という短期間で終了した経緯があったが、今回はこうした点を踏まえて1回につき還元額を1000円とするなど上限を設定する旨の説明が為されている。

前回の覚えからこの報が伝わった直後には再度高額消費が伸びるとの思惑でビックカメラ株がいち早く上げ幅を広げたものの、会見で付与上限に言及すると急速にその上げ幅を削り往って来いの展開に、一方で少額商品など日常的利用の拡大が期待出来るとの思惑でユニーファミリーマートHD等は堅調を維持する展開となっていた。

そうした部分もあって加盟店拡大が如何ほどになるのかというところも焦点となろうが、前回も書いたようにいまだ日本ではキャッシュレス決済分野は諸外国に比べて大幅に出遅れている。政府のキャッシュレス対策も各所といま一つ噛み合っていない部分もありこの辺は今後も紆余曲折が予想されるか。


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