過剰流動性のボラ
週が明けても世界的な膨張収縮現象に歯止めが掛からず、本日は日経平均が575円安と今年最大の下げ幅となったのを始めに為替が115円台まで続伸、その煽りもあって商品先物各銘柄は値幅制限が拡大となってなおストップ安の崩落を続けている。
先月末に会計不信から「これも極端になって個別でオーバーナイト控えの動きが顕著化すると、またデイトレ時代第二幕の懸念も出て来よう。」とコメントしたが、このように常に追証懸念が付き纏う嵐になってみてこうした特異な商いが奏功してしまうという皮肉な結果になっている。
まあキャリーにしろ何にしろ、目に見えなかったリスクの増殖部分がこの崩落で表面化している分あらためて解り易くなっているので、どの辺でリセットというかコツンと来るか暫し高みの見物か。