言うは易く行うは難し

本日の日経紙社説には「市場機能を傷めぬ株高速取引のルールを」と題して、今や東京証券取引所の売買注文を席巻している高速取引に関して金融庁が金融審議会の場でITを駆使した株式取引への対応を検討し、必要に応じては新たな規制を導入する可能性もある旨のことが書かれていた。

これに関しては既に先月の同紙でも取り上げられていた経緯があったが、やはり取引業者が破綻し市場の同様が瞬時に世界に広まるフラッシュクラッシュなどの懸念が文中にもあった。これ以外でもレイヤリングや、クォートスタッフィング等々グレーゾーン?の手法をどうとらえてゆくか。

一方でマーケットには欠かせないリクイディティの問題もあることから題の通り市場機能を傷めぬルールという表現が出てくるワケだが、言うは易く行うは難し、現状では不利益を被る何所かがあっての上に微妙な均衡が成り立っている構図にあることに変わりはないか。


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