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ロイターによればNYMEXは今月16日から石油の海上運賃に関する7つの先物商品を上場させる事を表明したようだ。
同運賃についてはしばしば材料にされ注目している向きも多く、こうした時流に乗った商品の機動的な上場は我々から見ると羨ましい限りである。
同レベルの機動的な上場(銘柄追加)は国内ではせいぜいワラントぐらいしか見当たらず、こうした点は今後の課題にしても良いのではないだろうか。
今年のG・Wはその並びから連続して休暇を取った向きもあると思うが、溜めていた所用をこなすには丁度良い数日であったと思う。
イースターシーズン中には知人宅で恒例のパーティーがあったが、それこそ各国の料理が一挙に味わえ毎度楽しい一時であった。
文化が違えば考え方も違うが、そういった中でもけっこうビジネスのヒントが埋もれている場合があり、また結構貴重な情報交換の場でもある。
制限値幅へ早々に達する動きが頻発し、リクイディティーの薄さに委託者も外務員も最近の石油市場には辟易している雰囲気もあるが、金もそのボラの薄さから同様に離散気味である。
さてその金であるがTOCOMは同オプションの構成限月を3限月制に移行する模様である。
取引の分散を防ぎ市場の流動性向上を図るためとの事であるが、また勝手に言わせていただければ不発の原因が理解出来ていないだけにこれでも恐らくダメだろう。
視点のズレ。
時事の記事によれば、改正商取法が影響したのかどうか取組高が大幅に落ち込んでいるらしい。まあこの部分については前回指摘したように取引所運営にも問題が無いわけではないと思うので、複合的な物と思うのだが他にはやはり自己に言及した部分が目に付いた。
この点については既に3/1付けで「〜収益形態の事情で自己強化を図っているところはやはりこの辺の問題は頭の痛いところか。このハードルがあるが故にポジショニングにシワ寄せが来てパフォーマンスに影響が出るとスパイラルにもなりかねない。」と懸念を綴った事がある。
纏めての要請?で多少の混乱もあるとは思うが、機敏に流行のファイナンスを駆使する向きがもう少しあってもよさそうな物と思うのは認識違いか。
先に金融庁では改正金融先物取引法に伴う施行令を発表し、さてこれでどの程度招かざるFX業者が篩いにかけられるのかというところだが、けっこう形になるまで猶予があるなというのが実感。
ところでFXといえば東京金融先物取引所が略称を「TFX」とする旨の発表あり、こちらも7月上場予定のFX取引で個人投資家向けのIRを積極化するらしいが、?タイフ?から脱皮し新たな飛躍が出来るかどうか注目。