3/1より電話での問合せ対応時間を23時まで延長
北辰物産は、現状8:30-20:00までの電話問合せ時間を、3月1日から23:00まで延長へ。それに伴いポイントを修正。
▼お問い合わせの電話対応時間延長のお知らせ
電話対応時間 8:30〜20:00 ⇒ 8:30〜23:00(3月1日より)
電子メール対応時間 8:30〜23:00(従来通り)
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本日の株式市場では今日24日の米公聴会に社長が出席するトヨタが続落となっていたのが目立った。なんでもこの公聴会、宣誓証言で偽りの答弁が発覚した場合、偽証罪に問われることもあるというから穏やかでない。誠心誠意お話したいと日本を発った社長だが、謝罪の文化が違うだけに日本流では通用しなさそうな雰囲気もある。
このトヨタ、CDS市場では今月に入ってからプレミアムが100ポイントを超え、こうした問題を受けてか
しかし上記の通り、キャッシュリッチと長年言われてきたトヨタが100ポイント超えのプレミアムでは実に日本のソブリンをも上回るという異常事態?この日本ソブリンとて件のPIIGS財政悪化に対する危機感が強まった影響でワイド化してきたものだが、日本の象徴ともいわれている代表企業が、いまやリコールの嵐では共倒れという感もある。
週末だったか日経の大機小機で、このグローバル企業であるトヨタのリコール問題や日本航空の破綻やらで日本のレピュテーションが急速に傷付きつつある旨が書いてあった記憶があるが、CDS市場からもこうした負の連鎖が起きており日経平均との絡みにおいても日本、そしてその代表企業の行方が注目される。
さて、平成22年3月期決算から一億円以上の報酬を受け取った上場企業役員の個人名と金額の公表を義務付ける金融庁の方針に経済界が反発を強めているらしいが、この報酬額の中にはSO(ストックオプション)なども当然含まれてくる。
ところでこのSOだが、最近特に目立つのはこれで得た所得の申告漏れやら隠蔽やらといった事が明るみになる事例である。ここ一週間でもクレディ・スイスの社員や元部長から始まって、医薬品のジョンソン・エンド・ジョンソンの元代表、また昨日の日経紙にはシティバンクの元幹部がこれで脱税と在日外資系がゾロゾロ出て来る。
問題になった外資系でなくとも日本企業でもSOといえば全株主にSOを付与した企業があったり、業界でもFX会社がこれを付与している企業が幾つか、そういえば商品取引員でも取締役にこれを付与したところが数年前にあったなとも思い出すものだ。
SO行使の税金に関しては証券外務員試験でもよく出題される事例だが、この連中あちこちのPBに飛ばし巧みに遣り繰りした努力も買うが、それを掴んだ国税もなかなか手強いなと。折しも今は確定申告の真っ最中、しかしまあこの確定申告を呼び掛ける一国の首相は贈与税不払い問題で国会追求され、また某幹事長も然り、まったくこれでは税金を真面目に収めるのもバカバカしくなってくるというものだ。
さて、バンクーバーオリンピックもほぼ中盤、宴酣で連日その活躍ぶりが報道されているが、先週の日経紙マーケット面の「まちがど」ではメダリストとなった選手が所属する企業の株価が商いを伴って上昇した旨が載っていた。
また、メダルの獲得数が増えるほど五輪期間中の日経平均株価の上昇率が高まる経験則もあるとの解説が載っていたが、この辺はたしか先の北京オリンピックの際に当欄でも外資系証券が出したメダル獲得数と相関性が高い旨のリポートに触れた事を思い出す。
今回は前出の外資系証券ではなく、行動ファイナンス理論でいろいろ事例を挙げる大和CMあたりのを見てみると、東証再開以来の計測でメダル0個の時の開催期間騰落率は平均で−1.01%、1個では0.77%、そして2〜3個では4.42%となるほど上昇率が高まる結果となっている。と、ここまではよいがそれ以上のメダル獲得では逆にマイナスとなっており、これについてはバブル崩壊後の金融システム不安等の材料が大き過ぎたとの解説であった。
同リポートでは日本人選手の活躍が国民に勇気や自信を与え、人々の心理にポジティブに作用するとの事だが、まあ物は云い様というかサンプルの取り方如何か。今回はいろいろケチが付く場面も見掛けるが、団長としては過去最多であった長野を越える目標と抱負を語っている。前回は金一個が光っていたが、さて今回は如何なる結果になりますか。
今週は特に業界モノで気になったイベント?といえば、週明けに(国内金先物価格連動型上場投信)と(日経・東工取白金指数上場投信)がはれて大証に新規上場した件だろうか。これらのETF、国内の商品市場に直接連動するモノとしては初めてとなり金ETFはみずほ投信投資顧問、白金指数ETFの方は野村アセットマネジメントの設定というもの。
注目の初日売買代金はその出来高から算出して金ETFが約460万円、白金指数ETFは約1,000万円と静かな滑り出しとなったが、これで一般向けには視覚的に馴染み易い取引値のものが大証内でも現物と先物二本が並ぶ事となり、東証まで見ると金関連では全部で4本、白金関連も複数並ぶ事となり、選択肢が広がった分、人気の優劣も出てこようか。
ところでこの(NEXT FUNDS)の類では、コモディティーと同じカテゴリーに並ぶ野村アセットマネジメントが設定したBRICSなど新興国の通貨連動型もあったが、これらはちょうど今週でヒッソリと上場廃止になっている。要の機関投資家が旨みの乏しさから見切りをつけリンク債手当てに支障が出てきたのが理由と見られるが、怪しげな新興企業?の如く上場して実質一年強で償還となるスピード上場廃止である。
まあ、ロクなリクイディティーも無い上場商品を何時までもダラダラと上場させておく何処かよりも遥かにマシだが、そうした事例も踏まえてこうした初物もそんな事態にならぬよう願うばかり。
それどころかこの手の初物は他の先物商品まで道が開けるかの試金石。兎にも角にも今後はどれだけ資金を呼び込み、またリクイディティを確保できるかに架かっているといえようか。
昨日は三井住友銀行に触れたが、この三井といえば昨年の9月には「互いの温度差」として、三井住友FGと大和証が合弁解消へ向かった件を書いたものだが、こうした金融系の破談報道では直近で新生銀行とあおぞら銀行もなにやら縁談に暗雲漂う旨の報道がなされている。もう一つ直近で縁談がマルになって紙面を賑わせていたのが金融系ではないが、キリンとサントリーの経営統合を断念するとした?婚約解消?報道である。
上記の三井住友FGと大和証の時も、三井住友FGが日興の事業を買収した段階で早々に彼らは別れると囁かれていたものだが、この件も統合比率やら透明性やらの前段階であまりにも相違があるその企業風土ゆえ、年末あたりから関係者の間では既に破談状態である旨が囁かれていたが果たしてかなという感じか。
今回のケースではよくある弱者同士とか呑込み型というパターンではなく、共に勝ち組同士の縁談であり、メジャーを睨んでという観点からもケースとして期待されていただけにまたも外資勢との競争力格差拡大が懸念され残念でもある。
さてこれで国内の勝ち組同士の縁談話がもうなくなってしまうのか否かだが、マーケットのパイを鑑みた場合縮小懸念が燻るなかで選択肢として再編は不可欠、何れまた興味のある婚約話が舞い込むかもしれずこの辺に期待したいところ。
さて、昨日の日経紙で目に留まったのは三井住友銀行が富裕層向け金融サービスに参入する旨の記事か。この件は既に年明け早々に欧米型の本格的富裕層向けサービス参入意向と発表していたのだが、その頃はサプライズな二度目の巨額増資の方が話題であまり取り上げられなかった経緯がある。
一昨年にバークレイズに出資、そして昨年には大和と別れる原因となった日興コーディアルの完全小会社化が為されており、これらの連携で高収益が期待出来る富裕層を囲い込むのが狙いとしているが、一般的なイメージからしても国内系メガバンクのプライベートバンキングというのはその歴史自体が浅いからかどうもピンと来ない。
ところで全体像を測る意味でWorld Luxury Index(EUR)などを見てみると、なるほど昨年の春先に底を打ってからは見事なV字型の急回復を遂げている。実際、日経MJなどではリーマンショックから一年余りが経ち、富裕層の高額商品の購入意欲が回復傾向にある事が詳細に載せられていた記事を目にした。
斯様にエントリーには好都合な時期ながら、その商品の中身が重要なのはいうまでもないが、もう一つ上記の通りイメージというものも大きな課題だろう。これは以前にも書いたように日系老舗ホテルと侵食著しい外資系ホテルのそれにも似た部分が幾つかある。
つまり、コンサバ系の顧客はその特性から日系にとってはありがたい存在とはなろうが、昨年シャングリ・ラホテル東京がオープンした時に当欄で書いたようなイメージを覆すハード以外の部分をこうした客層に見せる事が出来るか否かにかかっているといえるか。
昨日はバレンタインデーであったが、今年の場合日曜日という事もあって殿方・御婦人方共に一部にはホッとしている向きもあったとか?ただ年に一度の祭典とあって売る方は商戦に変わりなく、休日バレンタインを考慮してチョコレートドリンクやらチョコレートビール、中にはチョコレートフォンデュなどという創作系も今年は目立っていたところか。
ところで昨年のバレンタインでは、男性から女性にプレゼントする「逆チョコ」なる現象を当欄で取り上げたが、こんな現象に掛けて森永などは逆ダースや逆小枝などの期間限定モノを発売とか。さて今年はコレに加えて女友達同士でチョコを贈り合う「友チョコ」などもトレンドに上がっているが、前にも書いたようにいずれも欧州では当たり前の光景で逆に改めて日本らしさを認識させる。
さて、有名処を集合させてイベント化するものなど伊勢丹なんぞが代表だろうが、幾つかは当該の人気ショコラティエが来場しサイン会や試食会を行うなどの参加型が盛況。これも年々大規模になってきているような気がするが、差し詰めフレンチの「ひらまつ」が有名シェフを招聘して一度にこれら味わえるという先に話題になったイベントを彷彿させる。
ともあれ大店でも大量閉鎖の時代を迎え苦悩が続く百貨店業界において一時の希望の星になるや否や、このバレンタインも歳暮系の意味合いを帯びてきた昨今、今後の動向にも関係者は目が離せなくなってきたのではないか。
インヴァスト証券は、ドットコモディティとの間でネット商品先物取引事業の吸収分割契約を締結へ(1/15付で基本同意書を締結し協議)。吸収分割の効力発生日は2010年3月27日を予定。
▼ネット商品事業の吸収分割契約締結のお知らせ=インヴァスト証券(PDF)
▼商品先物ネット取引「COMパス」のサービス終了について=インヴァスト証券(PDF)
▼インヴァスト証券からのネット商品取引事業の承継に関して=ドットコモ
さて、年末からやっている三井記念美術館で開催されている特別展もそろそろ終了が近くなったので立春を過ぎた頃、「柴田是真の漆×絵」展を鑑賞してきた。
花鳥画系が好きなので以前から絵などはマークしていたが、今回はエドソンコレクションの逸品の数々が里帰りするということでこれら実物を見る機会に恵まれた。前々から特に観たかったのが、粋と遊びを得意とする中でも「だまし絵」ならぬ「だまし漆器」の類であったが、果たしてどれも本物を越える「だまし」以上の素晴らしさであった。
例えば、同コレクションの「砂張塗盆」などはどう見ても銅に錫、鉛が頃合良く寂れている感じが絶妙なのだが、まさかこれが紙器とは驚く。また竹製の「瀬戸の意茶入」などはこれまたどう見ても陶器にしか見えない。他にも「紫檀塗香合」や「花瓶梅図漆絵」などはその名の通り、どこから見ても紫檀にしか見えないもので、何れも種明かしをした時の客人の反応もまた至福の瞬間であったのだろうと思う。
他の印籠など蒔絵ものもため息の出る美しさであったが、フト思い出したのが昨年の<バーゼルワールド>にて発表された新作の時計か。それは特に異彩を放っていた「ショパール」の「漆と蒔絵」シリーズで、2006年のジュネーブウォッチグランプリを受賞したモデルに漆と蒔絵が施された「五行五神」と「森羅万象」から成る六つの作品である。他に国内勢でもシチズンのカンパノラシリーズなどダイヤルに漆を使用していたが、やはり名家のショパールなどがこうした伝統技術を使用した意義は大きいのではないか。
明らかにこうした名作の下に日本の伝統工芸が、今日の世界的な高級時計人気の一翼を担っていると思うだけでもなにやら誇らしい気持ちになるし、また名家もこうした技術に歩み寄る事で東西伝統技術が融合した素晴らしい作品の数々が誕生すると思うとこれまたわくわくしてくるものである。
日本ユニコムは、2月6日付で商品先物オンライントレード「アクセスCX」専用サイトを開設。アクセスCX専用サイトでは、オンライントレードシステム「アクセス4」、「アクセスウェブ」、「アクセスモバイル」のご紹介の他、アクセスCXの口座開設方法や利用方法などの情報を提供。
▼アクセスCX専用サイト新設のお知らせ
本日の日経平均は先週末の所謂「PIIGS」を絡めた財政懸念が尾を引いてか、2ヶ月ぶりに10,000円の大台を割り込んで引けた。南欧経済の脆弱性はかねてからいわれていたが、こんなソブリンリスクはファンドなどのバランス絡めた構造的な問題から日本企業などの業績と直接の関係はなかろうが、これら一部も売らざるを得ない状況と負の連鎖が起きている状態か。
ところでこんな造語も「BRICs」から始まって次は以前にも取り上げた「VISTA」、そして今度は「PIGs」、しかし前者は兎も角、南欧はなんともコッケイな名を着けられてしまったものだが、素朴な疑問でこんな幅広く役に立っているわりにどうしてその使われ方はロクでもないことの形容が多いのだろうか?この類ではダイコンなどもこれに当たるしまだ探せば幾つかありそうだ。
話は逸れたが、そんな上記の株式の状況よろしく商品相場においてもこれは同じこと。これらソブリンリスクからユーロに対してドルが上昇、そんなわけで一般的にはドルの代替資産として支持されていた金に売り物が殺到、加えて国内では受け皿という観点からドルよりも消去法的に円が買われ円建ての金など泣きっ面に蜂、先週末のTOCOMでは他も含めた貴金属4商品が全てサーキットブレイカーの発動となった。
しかし、先月はオバマ新政権の新金融規制案、今月はPIIGSのソブリンリスク台頭がマーケットを連鎖的に侵食しており、リスクマネーもとんだトバッチリからなかなか動き辛いが、前述の通りマーケットも複合的に繋がっている昨今この辺の構造も頭に入れておきたい。