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再編に伴い10月目処に岡藤商事へCX事業を事業譲渡へ

オクトキュービックは、親会社の岡藤ホールディングスによる子会社の再編に伴い、同グループ「三京証券」と「オクトキュービック」を10月初旬を目処に合併し(存続は三京証券)、FX事業については三京証券へ承継、CX事業については同グループ「岡藤商事」へ事業譲渡へ。

▼連結子会社の合併に関するお知らせ=岡藤HD(PDF)
▼弊社事業再編についてのお知らせ=オクトC(PDF)


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至高の精神表現

今週は週初に古都の風物詩「うちわまき」が唐招提寺で営まれた模様だが、唐招提寺といえば今年は【東山魁夷生誕100年】でこの唐招提寺障壁画が久し振りに東京で見られる機会という事で、ちょうどお誘いもあり過日東京国立近代美術館へ行って来た。

ところで「東山魁夷展」を前回観たのはたしか2004年の年初だったと記憶しているが、何度観ても独特のグラデーションは深く美しくまた寒さの中での暖かさ、暗さの中での明るさを表現した作品はやはりあのドーム兄弟の作品と重なって見えたりもしなかなか興味深い。

さて当の障壁画だが水墨画とはいえ上記と同じニュアンスを持つのが「揚州薫風」か、この二期に見られる水墨画というのはやはり表面の色彩を越えてモノの本質を描く至高の精神表現であるという点で一つの憧れだろうか、これら含めて今回は過去最大の回顧展であっただけに定番と違ったカラーのものも出逢えて非常に豪奢であった。


養成の機会

昨日の時事で「不招請勧誘禁止、むしろ業界発展促す」との件で消費者問題対策委員会の弁護士の話が出ていたが、上記の件ではFXを例に出し規制による健全化によって市場が拡大したと何とも凄い解釈の意見であったがもう一つ秋田県議会で全国初の全国初の不招請勧誘禁止条例制定の動きがある件も書いてあった。

この秋田県においては先にこの関連で飛び込み勧誘の全面禁止が検討される旨の報道があったが、株式・投資信託・変額年金保険等の元本保証でない金融商品以外の商品・サービスでも住所や電話番号等を登録すれば原則飛び込みは禁じられるものらしい。

競争の原理とはいえ一部の悪しき活動の蓄積がここまで齎すに至ったのは残念でまた迷惑な話だが、それでも営業としてはこれから多くの糧が得られたのは間違いの無い事、ダイエーCEOから今月日産の役員に就任した林女史は飛び込みで実績を残しBMWの東京社長まで上りつめたが、もうこうした人材の輩出は段々となくなってくるのだろうか。


30周年

本日は日本に初めて定期便として就航する、シンガポール航空の「空飛ぶ高級ホテル」といわれる超大型機A380が成田に着陸する予定であったが、荒天のためデビューは中部国際空港となり成田へは4時間遅れで到着した模様。

さてこの成田空港だが本日は開港からちょうど30年、昨年夏にも各航空会社のラウンジを採り上げて書いた経緯があるがここ数年でなかなか変って来ており、この辺も含めてアジアのハブ空港として地位確立を目指す新たなスタートとして様々なイベントが行われた模様である。

反対闘争の歴史を経て悲願の滑走路延長や成田新高速鉄道開業、そして22年度までの株式上場を睨むNAAだが、これはこれでまた以前触れたマッコリー・エアポーツあたりが登場し外資規制導入論が再び活発化してくるのだろうか?


取引手数料に応じた投資月刊誌無料購読サービス開始

オクトキュービックはユーザー向け新サービスとして、四半期毎の取引手数料に応じた投資月刊誌の無料購読サービスを開始。

▼Expert新サービス開始のお知らせ(PDF)


■各四半期の取引手数料合計額は315,000円(税込)以上のお客様
(1)月刊誌「投資研究」  3ヶ月間無料購読
(2)月刊誌「GOLD REVIEW」 3ヶ月間無料購読

■各四半期の取引手数料合計額は105,000円(税込)以上のお客様
(1)月刊誌「投資研究」  3ヶ月間無料購読

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IFO注文を追加、またチャート切替機能を強化

東京コムウェルは5月19日付けで、注文種別にIFO注文を新たに追加。また相場分析ツールWINNING MASTERにおいてチャートのレンジ変更、日足から週足や月足に、またはロウソク足をアメリカ足になど、チャートの切替を容易に行える「チャート切替機能」を追加。それに伴いポイントを修正。

▼オンライントレード IFO注文を搭載
▼Winning Masterのチャート切替機能を強化


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形骸化

本日の日経紙には相場操縦等不正取引に関与したトレーダーに課す罰金上限を10倍に引上げると共にCFTCの監督範囲を拡大する等、商品先物取引の規制強化案を米議会が可決したとの件が出ていた。

完成され整備されている指標マーケットはそれとして返って国内はどうだろうか、段々と今後ガラス張りの部分が縮小されてゆくものの商いと引き換えの見て見ぬフリは過去幾つも見られたが、何れにしろこうした領域では未だ発展途上だろうか。

素人目でも規制対応の遅さというかその基準自体の形骸化を感じる時もあるがそうした事例の時ほど官僚色を感じるもの、何れ参加者シフトが起こる時も来ようが世界基準でみて万人が納得ゆく説明でなければこれまた取り残されるのは必至か。


ジャポニズムの変遷

さて今年は日仏修好通商条約が結ばれてから150周年にあたり、これが初の日本公演となるパリ国立オペラによる公演等を筆頭として各所で記念行事が目白押しである。

そんな中で期日もあと僅かになってきたという事でやはり個人的に外せない、「ガレとジャポニズム」を鑑賞に過日ミッドタウンに行ってきた。

今回は有名な「ひとよ茸」を始めとしてなかなか纏まって観る機会の無かったファニチャー系の出展があり楽しみであったのだが、新鮮な発見だったのは他にヴィクトリア&アルバートから出展されていた1890年のバカラ花器も日本美術の影響を受けた作品を残していた点か。

さてメインのガレといえば、やはり何度観ても普段弱々しくみられているもののスケールを極端に拡大させる事によってその猟奇化を見事に図っている様は流石、ヒストリカルな構成もまた素晴らしいものであり満足な内容であった。


委任状争奪案件

ひと騒動あった例のインターネット検索大手ヤフーであるが、今度は米著名投資家のカール・アイカーン氏が株式を買い集めている事が発覚した模様だ。

氏といえばタイムワーナーや韓国の煙草会社に敵対的買収を仕掛けた所謂アクティビストとして有名であるが、今回も委任状争奪戦に乗り出し再度の買収実現から高値での売却を目論んでいるとの見方。

まあ委任状争奪戦に勝利しただけで企業が変貌を遂げるかとは一概に言えないが、いずれにしてもファンドはパフォーマンス志向、過去幾つもの企業を蘇生させ多額の利を齎した同氏だけに先の失望から売られたヤフー株は一転急上昇、転がり込む報道に株価も一喜一憂といったところ。

上記の通り一旦は破談となった格好の米マイクロソフトによるヤフーの買収騒動だが、株主総会を前に関係者の思惑通りに事が進むか否かまた面白い案件となってきた。


天災のタイミング

周知の通りオリンピックまで残すところあと僅かになった中国で、四川省を震源とするM7.8の大地震が発生した。

この手の災害報道によく見られるように時間の経過と共に惨状が明らかになっているが、株式市場は上海証取や深セン証取に上場している66社が取引停止となっている模様で、国内はこの被害状況等の手掛り待ちの中を特需見込みで建機関連に物色の矛先が向かっていた。

さて同市場売買再開後にあの阪神大震災時に見られたような個別への売りも含む物色がこちらでも再現されるのかどうかも気になるところだがそれは兎も角、先月中国については当欄でオリンピックを待たずして綻びが加速してゆくのかどうか注目としたが、人が創造した不安の障壁の次には天災が襲う等過去主要国にもあったその試練の巡り合わせにはい因果を感じる。


コスト転嫁の波

世界では比較的時期が遅い日本の昨日はご存じ「母の日」であったが、何処も街中はそれに関連したデコレーションが目立ち、今年は特に以前当欄で触れた事のある花弁が七色の薔薇が大人気であると彼方此方で聞いた。

ところでこのオランダからの輸入物以外で主力の定番はやはりカーネーションであるが、今年はハウスの暖房油の値段が昨年から2倍以上に跳ね上る等、関連コストを直撃している模様だ。

折しもWTIは週末も史上最高値を5日連続で更新し上記よろしくここ一年でとうとう2倍に、ここへ来て急成長を遂げる新興市場国の旺盛な需要という実需面を理由にする向きとリスク市場を避けた投機筋に因るものとする向きとに二分されているようだが、何れにせよ一般へのコスト転嫁の波はデフレ慣れした日本人に今後ジワジワと襲い掛かってくるか。