ドルガバの対不起
さて、昨日の日経紙社説には「伊ブランド動画炎上の教訓」と題して、あのドルチェ&ガッバーナが中国向けに流した広告動画が中国を侮辱していると物議を醸し出し、上海で予定していた大規模なファッションショーがモデルのボイコットなどでドタキャンの憂き目に遭いその余波も拡大している旨が載っていた。
この話、ちょうど週末に入ってきて可也の勢いで拡散していたが、上得意の市場だっただけにわずか数時間の出来事で失ったモノは大きく相手が悪過ぎたか。それにしても最近はヴェルサーチの身売り話を取り上げたばかりだったが、エッジィな伊ブランドのザワツキが最近はけっこう多い感がする。
まあエッジィなファッションブランドが作ったショーに向けた広告と見れば、この程度はユーモアの効いたパーティージョークと笑って飛ばすところなのだろうが、いまの時代この手をその趣旨とは別に真正面から批判するインフルエンサーもゴマンと居るだけに、SNS等のツールもその辺を酌んで発信しないと諸刃の剣という事を改めて認識させられた一件であった。