投資家が選んだ漢字
さて、ちょうど一週間前にはユーキャン新語・流行語大賞を取り上げたが、その後にこれから発表になる「今年の漢字」の前にスパークス・アセット・マネジメントが個人投資家対象に平成最後の日本株相場を表す今年の漢字を聞いたところトップに選ばれたのは「乱」
であった旨が先週末の日経紙に出ていた。
ちなみに相場の上昇傾向が続いた昨年のトップに選ばれた「昇」は今年は圏外に去ることとなったが、「乱」といえば確か一昨年に選ばれたのは同じくこの「乱」だったのではないだろうか?以下2位は「変」、3位には「迷」と続く結果となったがこれらから腕に覚えのある向きも取り辛い相場であったような感も受ける。
確かに今年はリスク・パリティ型運用など見られるようにVIX指数に振り回される展開が昨年以上に顕著となったような気もするが、同じく同社のアンケートで来年の日経平均の年末予想を聞いたところ平均値は21,832円となった模様。年始の経営者予想よろしくこの辺は誰にも分らないがさて来年の漢字トップはいったい何になっているだろうか。