決め手
春先からCBOTを巡って激しい買収合戦をしていたCMEとICEであったが、周知の通り週明けには結局当初の組み合わせであるCMEで決まる事となり、これで世界最大規模の先物取引所が誕生する運びになった。
時事によれば独禁法上の問題もクリアしたCMEの勝利の決め手となったのは、やはりその生産機能と電子取引システムの信頼性であったともいえ上記の司法判断承認の有力な根拠ともなったとされる。
さて国内を見てみると昨日の臨時総会にてTOCOMが株式会社化及び新システムの導入が承認となったが、その改革の規模の違いこそあれ各取引所の各々好き勝手?なシステムという部分からこちらは先ずは揃えるべきであるとも思う。