取組誘致
OPEC臨時総会を睨んでTOCOMの相場も気迷いを呈しているが、石油といえば昨日は元売り最大手の新日石がTOCOMに会員資格を申請したとの発表が為されていた。
既に民族系中堅の一部は同市場会員を取得しているが、10月からの市場設計変更にて同社標準ロットの対応が可能になった事もあって今回の申請となりこのままいけば来年の1月より取引開始の運びとなるとか。
これをキッカケに他社参入始めとした層の広がりが期近のリクイディティ回復に繋がるようであれば真に結構な話だが、当初の受け皿となる玉の問題から初期参入組でも振るわなかった期近の取組を今後如何に構築すべきかが課題、期先一辺倒の特異な日本のマーケットから脱却出来るか否かこれも試金石の一つになろう。