嗜好から必需

昨年から度々触れてきたように第一生命保険がベトナム生保の買収をしたり、出光がベトナム製油所の建設方針を打ち出したりとVISTAの中でもココへの投資意欲が旺盛だが、昨日は大和証券Gがベトナムのサイゴン証券と資本・業務提携し事業拡大を推進する旨がロイターに出ていた。

このベトナムといえばここ金が売られた際に同ニュースには政府が金輸入停止に動いたとの件があったが、もともと金嗜好が強い民族性が底流にあっただけに一部ではそこそこ気になるニュースとして扱われた模様だ。

この背景には勿論のこと急加速するインフレ問題があるのだが、昨今インフレの足音が近づいてきているといったヤンワリした表現や状況に浸っている我々から改めて見るとその状況はやはり凄まじく映る。

昨年東欧のそうした状況についても当欄で触れた事があるが、各々インフレのトリガーになる素地が違ってもこうした世界を巡る循環を見ているとやはり安閑とはしていられない。


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