初の500万枚突破
本日も先物・オプション取引のSPAN証拠金額変更のお知らせメールが来て証拠金管理には十分注意するよう云々と記されていたが、しかし一頃から比べるとこの証拠金も随分上がったものだなと。ところで日経平均オプションといえば大証が週明けに発表したところによれば建玉残高は7日に1989年6月の取引開始以来、初めて500万枚を超えたらしい。
今、日経紙では投資・財務面に「先物・オプションのからくり」として初心者向けに解説が行われているが、先の同紙でも「相場急変 先物も使いよう」と先物を使ったヘッジ例紹介の記事が出ていたのは月曜日に書いた通り。一昔前と違ってこうして頻繁に登場する機会が増えてきたのも建玉増に貢献しているのかもしれない。
前にも書いたように一頃のセルボラの効率が良かった時と違って、昨今はIVも高止まりしタイムディケイで食われて気がついたら溶けていたという景色の変化も感じられる。即ち初心者が入り易い単純なロングでも一夜にして大化けする機会に非常に恵まれているということでもあり、週末のメジャーSQを控え一層の厚みが出てくるのではないだろうか。