運用多様化の口開け
先週末から米市場でけっこう話題であった投資ファンドブラックストーン・グループだが、初日には公開価格を13%上回る引けで2日目には7.5%安と急反落となっていた。
新規モノとしては米国で史上6番目の規模であのGSをも上回る大型上場、結局5,000億円以上をこれで調達し会長は一部売却だけでも800億円以上を手中に収める事となりその創業者利益が改めて注目される。
中国も30億ドル投じた同社であるが、けっこうバブリーな値まで買収合戦が繰り広げられる中の企業買収ファンドという業種は今後どのように歩んでゆくのだろう。
ところで米IPO市場は今週だけで他に9社予定、候補企業も軽く100社を越えブラックストーン効果なのかまだまだ活況が続くと強気の見通しが大半である。