濫用的買収者

注目のスティールVSブルドックであるが、日経紙始め既報の通り東京高裁はスティールを濫用的買収者として認定し同社の抗告を棄却する事となった。

同高裁判断前には不安定な動きをしていたブルドックは、これを織り込む形で気配を切り下げていたが3日ぶりに何とかストップ安で辛うじて値が付いたが、この煽りで同関連銘柄は軒並み下落の憂き目に遭っている。

ただこれらの企業からはここぞとばかりにこの認定を評価する意見が湧いている模様だが、発行する新株予約権の現金交付にしてもこれが原資で使われる可能性もあり一般にしても受け取った株を再応募する向きが急増したらまた風向きが変るかもしれないという流動性がある。

その辺は兎も角まあ今迄の行動が無ければまた判決も変ったかもだが、全般今後を考えた場合スッキリとしないものがありその辺また後で触れよう。


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