恐怖心指数
昨日もそうであったが日経平均は本日も300円以上安い水準から大きく切り返す等、前場と後場の動きを異にし株式市場ではこのところ非常にボラタイルな動きが続いている。
ところで本日の時事には8月のCBOE(シカゴ・オプション取引所)のVIX(ボラティリティー指数)は前年同期比で611%増になったと出ており、また同取引所傘下の先物取引所の8月合計出来高は前年同月比251%増で3ヶ月連続で過去最大を更新、VIX先物は過去最大であった前月を46%も上回る水準となったとか。
一部に知られているように同指数は投資家の恐怖心理を示す指数として知られているものだが、昨日のサブプライムローンを巡る米議会下院公聴会では米財務省のスティール次官が、経済への打撃はまだ終っていないと述べた模様で金融市場が安定してくるのは未だ先になる見通し、これら同取引所の活況は羨ましい限りだが国内もニーズを考えた政策が急務だろう。