NEO第一号
本日も株式市場は年初来安値更新で3年2ヶ月ぶりの8日続落と依然冴えない展開であったが、そんな中でプラチナチケットとされた「ユビキタス」がIPOを果たし、下馬評通り終日買い気配で推移し公募価格の3倍まで切り上げたところで時間切れとなり明日以降に初値は持ち越し、このまま行けば今月に入ってからの連続公開価格割れを一気に打破する。
さてこのジャスダックが新たに新設したポストNEOだが「成長可能性のある新技術又は新たなビジネスモデルを有する企業を支援するとともに、投資家にこうした企業への投資機会を提供することを目的とした市場」とされており、同社はこの7番目の新興市場第一号案件として初上場となる。
Ubiquitousとベタな社名に任天堂DS絡み、おまけに小粒と話題性には事欠かないが、過去怪しい企業を有した市場もあった経緯を踏まえ今後こういった新設市場の行方には大いに興味の湧くところである。