豚の次は鳥
一寸前までPM2.5やら黄砂やらと中国から飛来する脅威の話題に事欠かなかったが、今紙面を連日賑わせているのがやはり鳥インフルエンザか。これまた中国で感染が相次いでいるワケだが、はやパンデミックを先取りして株式市場ではマスク関連や感染管理品、検査キットまで急騰し、本日も年初来高値を更新しているモノが目に付いた。
こうした関連が突飛高しているのを目にするにつけ思い出すのが、4年前に騒がれた豚インフルエンザだろうか。あの当時は家庭用消毒薬の2か月分の在庫が数日で姿を消し、無いモノねだりの極みではマスクなんぞネットオークションで数倍から10倍の狂乱価格で落札されたような事件?もあった。
また関連株も以前触れた当時は「今後同様なことが起こるや否や三度目、四度目の各相場を迎えるにあたり今後どのように各々学習効果が発揮出来るのであろうか。」と書いたことがあったが、こちらは過敏に反応するが勝ちとばかりに記憶力の勝負になってくるものの前回あれだけ騒いだ割に何時の間にか事態は沈静化していった経緯をふまえ、ここでも正確なディスクロと適切な行動が求められようか。