牽引持続なるか否か

本日の日経紙アジアBiz面には「中国、高級ブランド消費2%減」と題して、2015年に中国人が中国国内で購入した高級ブランド品の総額が1130億元と前年比で2%減少したとの米調査会社ベイン・アンド・カンパニーの報告が載っていた。

末尾には「グッチ」など昨年に閉鎖した店舗数が新規店舗数を上回ったと書いてあったこれ以外の著名ブランドでは、同じ伊からは「プラダ」も来年度の出店数を従来の五分の一以下に抑制、仏の「ルイ・ヴィトン」も昨年は本土の三店舗を閉鎖し17年半ばまでに2割の店舗を閉鎖すると報じられている。

いずれにせよ冒頭の調査会社によれば中国人は世界の高級品消費の31%を占めるといい、国内は兎も角も同国の経済減速や人民元の切り下げに揺れる状況を鑑み今後の旅行先での爆買いに見られる消費にはたして変化が出てくるのかどうかこの辺も気になるところである。


関連記事

この記事のハッシュタグに関連する記事が見つかりませんでした。

最新記事

カテゴリー

アーカイブ