アベノリスク

先週末の日経紙・春秋には昨今流行り?の「げす」な不祥事について書いてあったが、まさに直近では不倫が晒されてしまったイクメン宮崎議員の辞任騒動が酣だ。ここ数年でも先生方の不倫スクープは何件も晒されてきておりなかなかお盛んなようだが、一般の殿方も宮崎議員の不倫を他人事で見られない向きも多かったのではないか?

しかしこれに限らず最近は政権面子の失態が次々と炙り出されている。飛ぶ鳥を落とす勢いで文春は次々とカードを切って来ているが、上記に限らず思い起こせば甘利経済再生担当大臣の不明朗な現金授受に端を発し、島尻大臣は普通の生徒でも読める漢字が読めず、丸川環境相の失言等々お粗末極まりない。

こんなゴタゴタの間に本日こそヤレヤレの急反発を見せたものの、日経平均は数千円も暴落しアベノミクス始動直後の水準まで往って来いとなってしまっている。こんな情けないネタで世間が沸いているうちにヒッソリとGPIFの株式自主運用を認めない方針が決まり、首相はGPIF運用損失拡大なら将来的に年金給付金減額もあり得ると仄めかしている。アベノリスクもどの程度顕在化するのか今後は注意が必要か。


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