消えゆく種目

さて、運動会も一巡といった今日この頃ある待合室でママ友らしきが運動会議論に花を咲かせているのに居合わせたが、やはり近年話題になっている「ピラミッド」などの所謂組体操に関していろいろ思うところがある模様だった。

この組体操といえばやはり運動会の終盤に行われる花形種目のイメージが強いものだが、周知の通り危険性が問われ今年の都内では組体操を外し集団のマスゲームに変更する学校が急増した模様。達成感や連帯感を養う教育効果は保てますよといったところだが、当の児童や父兄も賛否両論が尽きない。

しかし素朴な疑問ではるか昔からあったこの組体操だが、危険性が謳われるなら何故今までこれほどまでに世間が騒がなかったのだろうか?近年の児童がこれに対応出来ないほど体が付いてこれなくなったのか、はたまた責任問題が厳しく問われるようになった昨今の学校側の防衛姿勢なのか、そのうち騎馬戦までもがターゲットにされるのかどうか波及が気になるところである。


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